TM2戦目 | 最強のボランティア

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口だけ指導者

土曜日はプログレッソ佐野とTMでした。

学校だった選手も多く、スタート時は14名でした。

30分×5本を乗り切れるか心配でしたが、徐々に選手が集まり何とかやり切りました。

プログレッソ佐野とは毎年早い時期にTMを行っており、その年の力を判断出来る良い相手です。

今回のTMからプレースタイルに具体的な指示をし、計画的なチーム作りに着手しました。

DFに来たボールは全てGKに入れて、GKからのビルドアップに着手しました。

中盤でも無理に前に飛び込まず、後に下げてから逆サイドに広げる様にしました。

最初は上手く行かず不用意な失点を献上しましたが、徐々に対応するようになり選手の意識に変化が見られました。

ワイドに張って広げ真ん中の空いたスペースに飛び込む、そして受けたボールは無理にターンせずにもう一度やり直す、それがこの日のテーマでした。

速く前に行きたい気持は分かりますが、確りと組立てを覚える事が先決です。

闇雲にそう指示している訳では無く、その為のTRを半月積重ねています。

まだまだ結果には繋がりませんが、多くの選手にその意識変化が感じられました。

この日はそれで十分。

4本目、相手はベストメンバーを組んだと思います。

さすがに押し込まれる展開が多くありましたが、慌てずに相手を食い付かせてからボールを回すようになると、チャンスも出来て来ました。

あの勢いに勝ちきるチームを目指す、良い目標設定が出来ました。

この日は想定よりも良い感触でした。

今は考えたポジショニング、その次に組織的な守備。

まずDFラインの動きを固め、その次に中盤の動き方をやり組織的な守備に移行して行きます。


日曜日のTRは、短時間で急激な変化を見せました。

4分の1コートでの5対5ミニゲーム。

最初はボールにむらがりただボールを追うだけ。

そこには何の判断も無く、視野もボールだけ。

少し強めに指示を入れ、幅を広く取る事を意識させました。

5人しか居ませんので、誰かがサボったりボケたりすれば直ぐにあぶり出されます。

つまりは、自分の役割が明確になると言うと事です。

無駄に人が多くなると、動く事をやめ全体を見た判断も必要無くなります。

私の持論は、広く出来ない者は狭くやる意味を知らず狭くしか出来なくなるです。

その辺りはまだまだ先の話しです。


日曜は最初に白草台外周のタイムを計りました。

U13としては3分を切れば良しで、例年最下位は3分30秒近い選手が居ます。

2分30秒台なら速いです。

私が知るここの記録は2分15秒。

サトウタクトの記録です。

今回は2分30秒台が4人、最下位が3分と非常に良い記録です。

特に最下位のタイムが、歴代と比較しても飛び抜けて良いです。

それはサッカーも同じで、下のレベルが高い印象です。

TMで指示を出したあと、2人の選手が別々に質問に来ました。

こんな事、長い経験でも殆どありません。

良い雰囲気を感じます。


選手には伝えましたが、現在決まっているTM予定です。

4月29日 対大原中 高島G

5月3日 対レドンド 高島G

5月4日 対クマガヤSC 大野サッカー場