敗者の去り方 | 営業の素晴らしさを伝えたい!

営業の素晴らしさを伝えたい!

日々の営業活動をとおして感じた事や体感した事を営業日記として記載していきます。

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【 敗者の去り方】



こんにちは。



日々の営業活動の中で成約もあれば当然、失注もあります。
時にはコンペで競合他社に敗退をし、敗者となることもあるでしょう。


私は失注した時ほど、敗者として去り際を大事にしています。

例 )


・営業マンA

失注した直後に営業先への挨拶も無く、次の営業へ行く。

・営業マンB

失注した直後に営業先へ「挨拶メール」を送り、定期的に(数カ月に1回程度)メールなどを送る。


どう考えても営業マンBの方が好感が持てますよね。

私は、商談が破断(失注)しても、必ず最後に


「この度は、私の提案に貴重なお時間を割いていただきまして、誠にありがとうございました。今後、何かお役に立てる事がありましたら、お気軽にご連絡下さいませ。今後とも宜しくお願い申し上げます。」


ぐらいのメールは必ず送ります。


成約した時は、誰でもフォローはします。
しかし、失注した時のフォローは疎かにする人が多いのが現状。



「礼に始まり、礼に終わる」



私は少年期に剣道を習っていたので、この言葉は体に染み込んでおります。

「入り口は礼儀正しく、出口は放置」

こんな営業マンが実績を出せるとはとても思えませんし、失注した途端に手のひらを返すような行動は決して行ってはいけません。
こっちの勝手な都合で先方に提案時間を取っていただいているのですから、成約が出来なくても感謝の気持ちを必ず伝えましょう。

※これは営業だけではなく、日常の仕事もです。


そして、その後は伝えたい新しい情報が無い限り、むやみに連絡をしてはいけません。

敗者は礼儀正しく、潔くその場を去るものです。

そして、私は静かに次の機会を待ちます。

邪魔にならない様に、夏には暑中お見舞いハガキorメール、年末には年賀ハガキを送ります。



今回は敗者でも、次回は(数年後かもしれませんが)勝者になって、お客様に良い意味で数年間を後悔させたいからです。
そして、企業様とお付き合いが始まれば、全力で恩返しを行うのは当然です。
それは営業マンとして、胸の内に秘めた私の小さなプライドです。


私は、初訪問で商談にならなかったり、失注した企業様から数カ月後に連絡が入ることは良くあります。


多分それは「敗者の去り方」に関係していると思います。