ドラマチック思考になった日
12歳ごろだったと思うんですけど、家でテレビを観ていたら、ドキュメンタリー番組で貧困地域に暮らす子供の特集がありました👀
当時の自分と同じくらいの年齢の子供たちが、細い体なのに裸足で重いものを担いで歩いて、インタビューではうつむき加減で無表情で、圧倒的に恵まれていないというオーラが出ていて…
それはそれは可哀想に見えて、僕なりになかなかショックでした。
それで僕は子供ながらに、世界のために何かしなくちゃ!と勝手にドラマチックになり熱くなっていました🔥
そして数年後20歳にもなれば、カバン一つで世界各地を節約しながら住むように滞在するバックパック旅に出ました。
その中で、かつてテレビのドキュメンタリー番組で見た貧困地域とほぼ同じような場所にも行くことにしました。
全く同じ場所ではないにしても、物がなく貧しく非衛生的な地域です。
そうやっていざ足を踏み入れてみると、あの頃衝撃を受けてしまった“恵まれない少年たち”を直接この目で見るのは怖かったです…
果たして涙無くして彼らに接することはできるだろうか?
いやそもそも、生きることに困ったことなんて全くない平和ボケジャパニーズの若者が会いに行っていいものなのか?
そんな心配すらしていました😢
ですがいよいよ意を決してそこに行ってみると、そこにはあの悲しそうな子供たちの姿が…
…
…
あの悲しそうな子供たちの姿が…?
…
………
どこにもありませんでした😂
子供はいたんです。
でもそこにいた子供たちは
純粋剥き出しで。
生意気で。
いたずらで。
何事にも好奇心いっぱいで。
旅人の僕にも恐れることなく近寄ってきて。
なんでもかんでも聞いてくるほどとにかく明るく元気いっぱいでした🤯
そのとき僕は、2つのことを確信しました。
①メディアは嘘つきだ
②本当に可哀想なのは、物が溢れて便利な社会なのに悲観的な思想を持つ先進国の人の方だ
おかげで僕は、テレビを観るのをこれを機にやめることができました。
確かに世界には本当に恵まれないと感じている子供もいるかもしれません。
でもそれはまた別の問題。
自分の目で見て自分の耳で聞いてもいないのに、何かを決めつけるのはやめるべきですよね😤
今日もお読みいただきありがとうございました♪
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