私が店を継ぐまで④-決断からの現在- | 浅草‘オカミハウスTokyo’女将の日記

私が店を継ぐまで④-決断からの現在-

養子縁組をしてからは、ドタバタではありましたが店を切り盛りする毎日。

でも、一部で後妻疑惑は完全に払拭されなかったようですが、今度は養女になった事で「税金対策?」「財産目当て?」などと。。

<後妻に入る事や財産目当てなんて言語道断、私はただ寿司おさむの味を守りたかっただけです。この場を借りて強く否定させていただきます。

養女になったのは「(私が店の味を継ぐ事はわかっていたので、大将の決断により)娘になれば後妻疑惑が払拭できるのでは?」とのことです>



大将も私もずっと女将さんが大好き。
今でもお食事中にふと思い出話をしたりしています。
そして大将と女将さん、本当に仲が良いご夫婦だったのですよ~!
お二人の回りにはいつも穏やかな空気が流れていた事を思い出します。

女将さんの遺志を継ぎ、私はこれからも頑張ってまいります。







「寿司おさむ」の現在。
ランチ営業では通常メニューに加えまして、初の試みとしてランチタイム限定「ばらちらし」「寿司屋の塩麺」をお出ししています。


ばらちらし ¥1500
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春から夏はタラコ、秋から冬はイクラ醤油漬が乗ります。

オーダー後、大将自らが作るばらちらし。
職人技満載!お得感満載です!




寿司屋の塩麺 ¥800
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賄いでいただいていた天然物のあら。
「焚いたり焼いたり、こんなに美味なものを私達だけでいただくのは勿体無い!」と思い、皆が好きな麺でメニュー考案・数々の試作を繰り返し誕生した「寿司屋の塩麺」。

スープには動物系・甲殻類は使用せず、常時4~5種類の魚あらから出汁を取っており、あっさりすっきりしたお味に仕上げました。

その日によって魚あらが違うので、日によりスープ差が生じる場合がありますが、こちらは「お魚の個性」と思っていただければ...!

麺は橋爪製麺さんの細麺。
塩タレは自家製で、貝柱と昆布を中心に寿司屋ならでは秘密の旨味出汁を加えています。

尚、麺のサイドメニューとしまして各トッピングと日替わり押し寿司一個¥100のご用意もございます。



ランチ・ディナーでは大将こだわりの握り・ちらし共に並・上・特上の他、ご予算に応じましてのコースやお献立も作らせていただいてます。
御要望等何なりとおっしゃっていただければと思います。





そして、これからの試みとして。
私の赤酢シャリ好きを、通い始めた当初からずっと大将に伝え続けていたのですが、この度やっと試作するまでに至りました。
ありがとう、大将!

ネタに合わせてシャリを使い分けできればと現在試作中です。
店でお出しできればいいなぁ!
是非実現したいですね~!







最後に...
「私が店を継ぐまで」~「私が店を継ぐまで④」をご一読いただき、本当にありがとうございました。

これからも「寿司おさむ」と大将、まだまだ駆け出しの女将を温かく見守っていただけましたら幸いでございます。

そして、できれば...
これ以上憶測で物を言うのはご勘弁いただけたらと思います。
何卒宜しくお願い申し上げます。



-番外編とお知らせ-に続きます。

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寿司おさむ  港区白金1-25-23

昭和52年創業。
西麻布8年、広尾19年、現在地白金では11年目を迎えました。