あー言えばこー言う


そうやって言葉は生まれるのだろう


先日記事の老害のカウンターアタックとして

若害なる言葉があるというw


まだ自動変換にも出てこないこの言葉

それだけ最近の言葉ということか


良いですね若害

大した能力も無く成長できないのは他人のせい

自分が全て 自分が正しい 聞く耳なし

年齢の若い方に限らずですが

義務を果たさず権利を主張するような心の若い方には最適な言葉です

是非使っていきましょう


複数名の食事の際に大皿料理を新人に指示し取り分けさせる事すらパワハラであり老害だという

確かに命令ではいけない

育むべきは大皿料理が出たら取り分けなければいけないという義務感よりも

誰かに何かをしてあげたいという心ではないだろうか


下積みが長かった頃は素人の私が給料もらいながらも技術を教えてもらっている恩を返すつもりで

上司や業界の先輩の食事(飲み)の席の世話をしたものだ

もちろん最初は先輩に配慮が足りないなんて言われながらやってたけども

自分が未熟と思い一生懸命に打ち込んだ

これといって嫌な思いは無かった



…いや待て

違うぞ

私はこんな素直な人間だったか?


当時の私はどう足掻いても届かない

毎日見下してくるような先人達をただ見返したい一心で賞レースに勝とうとしていた愚か者ではなかったか


そして師匠の友人に

「何のために君はこの仕事をしているの?

お客様の為じゃないの?」

と諭され心を入れ替えたのではなかったか


ダメ出し前提の酒の席に誘われ嫌々ついていったのではなかったか


たった勤務1ヶ月で理不尽さのあまり退職相談したのではなかったか


男の記憶なんて曖昧なものなんだな

都合の良い所しか残っていない

字を並べていたらふと記憶が甦って来るとは不思議な感覚だ


カッコつけてばかりで御託を並べて

女遊びには真剣で口説いてヤリまくって

仕事に関しては適当に収めてまともに成長しない

まさに当時の私は若害ではないか


若害者を仕事だけでなく人生感までも導いた師匠や先輩

いくら歳を重ねても敵わないと思わせてくれる人達だ

どうやら金には縁が無い私

人の縁はかろうじてあるらしい


当時とは全く違う世界のような現代で

今度は私の世代がどうやって今の若害者達を導いていけるか


んー

まったくわからねーw