人の本当の心は

他人には分からない

その本人にしか

分からないものだ

という考えが

私の思想の根底にあります


なんかどこか

寂しいような気もするけど


でもなぜかそういう考えが

昔から私の思想の根底にあってキョロキョロ


例えば誰かが

深く悩んだり傷ついたりしているとき

いくら私が

その人の事を大切に思って

その人の思いに

一生懸命寄り添おうとしても

本人の心の奥底には

辿り着けない

そういう思いがあるのです


それでも


それでもです

そんな根底がありながらも


私はやはり

その人の思いに

少しでも寄り添い

その人の思いの奥底に

少しでも近づき

その人の気持ちを

少しでも理解したいと

思いを馳せる照れ


本当のところは

きちんと寄り添えているのか

分からないけれど


それでも

自分なりに

心から寄り添って

その人の気持ちを

少しでも汲み取ろうとする

自分の考えとは違っても

その人がどう考えて

どういう心情だったのか

感じようとする


人と人って

そうやってお互いに

思いを馳せるだけでも

あるいは

誰かが自分の心に

きちんと本気で

寄り添おうとしてくれるだけでも


心が温かくなって

なんだか一歩踏み出せるような

気持ちになれたりする照れ


人に気を使い過ぎて

自分の気持ちに蓋をするのとは違って

自分の気持ちとは

切り離したままでもいいから


誰かがつらそうなとき

その人の気持ちを

少しでも理解したい

少しでも汲み取りたい

少しでも寄り添いたい


そういう気持ちを持って

生ていきたいなニコニコ