続けて書こうと思っていたけれど
間があいてしまいました。
写真は昨日、息子と行った釣船からの景色。
日常では感じない感覚を
さまざま味わったひとときでした。
・・・・・
先日、尚さん（ボス）と
新幹線でビールを飲みながら話をしていまして。
これからの方向が定まらない
私はいったい何に向かって生きたいのかな
…とつぶやいた私に
「そんなに目標を探さなくてもいいんじゃない？
いったい誰になんて言われたいの？」
と尚さんは問いました。
なんだろうなぁーと考えたけど、
思いつかない。
親や夫から認められたい？
子どもに
お母さんの子で良かったと言われたい？
ありがたいことに
それはどれも
すでに十分に満たされているのです。
じゃあ何が足りない？
考えているうちに
私の心は
本来の私はどんなだったかを、思い出していました。
舞台の上でライトを浴びて踊るのが好き
ディズニーランドのキャストとしてのバイトも
楽しくてしかたなかった
チラチラとブルマ？見せながら
引くくらいの笑顔を振りまく
チアリーディングなんて競技もやって
紅白にも出させてもらったし
幼稚園の教師として
信念や誇りをもって仕事にも夢中だった
ついには
退職金はたいて買った中古車に
積めるだけ荷物を積んで
1人有明からフェリーに乗り
与論島へ移住するという…
いま思えば
エネルギーの塊みたいな人だったんです。
そのまま
生きていくのだろうと思っていたけれど
いい大人になった私は
迷うことばかりで
いつも自信がなく
注目を浴びたくない
人と関わりたくない
そうして
エネルギーを持て余し
傲慢でもありました。
弱さを見せたくなくて
虚勢を張ることも。
子ども達にはたくさん八つ当たりもした。
まずは自分で自分を
良しとしてあげなくてはと
わかっていても、それがなかなか難しい
私になっていました。
どうしてそうなったんでしょう？
それは
ある時期から「比較」が
クセになっていたからだ
と感じました。
いつから？？
島で子育てをしていた私が
東京の実家に遊びに来た時に感じた
浦島太郎感
久しぶりに友人に会って感じた
置いてきぼり感
その後東京で子育てをするようになると
ろう学校では
情報と手話力の違いに圧倒されたし
上の子たちの小学校では
経験値の違いに萎縮しました。
島で母になった私にとっての東京は
いろいろとすごかった。
母として常に焦り、びくびくしていたのかも。
本当は、島での子育ては
何にも変えがたい素晴らしい体験だって
知ってたのに。
忘れてしまうくらいに。
再婚後は
夫の前妻と比べてしまい
夫からは劣等感の塊だと指摘された。
そんなことはない、と反発したけど
今思えばホントにそうだったな。
出口を探そうとブログを読み漁れば
自分の暮らしと比べて
さらにさらに焦っていきました。
加えて
なんとなく違和感を感じながらも
「ややこしい私」でいることも
クセになってしまっていました。
きっと、そのほうが楽だったから。
常に人と比べて焦り
どうせ私はややこしいんでって卑下して
イライラして
勝手に苦しんできちゃったんです。
もがいてばかりで
無駄にエンジンふかして
ガス欠になって。
ホントにごくろうさんでしたね、私
「誰に何て言われたい？」
その答えは
「心配しなくていいんだよ」って
自分から自分へのことばでした。
ちょっとおかしな
こんなとこ、あんなとこあるけれど
まあ
私もそこそこいいんじゃない？と
思えるこの頃はとっても幸せ
そして頑張ってきた自分が
今とても誇らしい
だから
比べるのも、演じるのも、もうおしまい！
今度こそ本当に
やっと戻ってきた！そんな感覚です
「子どもが愛されていると感じるように
愛しなさい」
ある学校の校長先生のことばですが
それって
子どもや大切な人にも、
そして自分にもですね。
・・・・・
これまで私のつぶやく迷いや葛藤に
お付き合いくださり
本当にありがとうございました。
これまでの言葉が
どなたかの何かになれば、と願いつつ
私ももう頑張らずに
「わたし」という人間を
楽しく味わって過ごしていきますね。
きっと
人生の第３幕だか第４幕のスタートです
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