前回のつづきです。



ベッドに横になったのが21時。

起床も早かったし、移動の疲れもあるので眠くなるはずが交感神経が働くのか眠くならず、動悸がする。

しばらくすると頭が痛くなり初め、高山病を疑いました。



厄介なことに上段中央のベッドからいびきが響き渡るので頭痛なくとも寝られないもやもや

ドミトリーあるある。

いびきする人ドミトリー泊まるのアカンと思う



結局、2時間ほどは寝たらしいですが、他の方がぼちぼち起き始めた5時頃は目覚めていました。



娘はベッドの中で360°回転しながら熟睡してくれ、「登山楽しみ」と言ってくれたのが幸い。



私の方は依然頭痛が引かず、軽い吐き気もあり、朝食は8割しか食べられませんでしたもやもや

とりあえず鎮痛剤を飲み回復を祈りました。



8時に出発したかったのですが、娘の食事ペースにより8時30分に宿を出て、雄山へ向かいました。




みくりが池



歩いている最中に薬が効き、頭痛も吐き気も感じなくなりました。高山病は下山しか対処がないと聞きますが、なんとか助かりました。



天気は快晴で絶好の登山日和



娘はすれ違う登山客との「こんにちは」にも慣れ、元気よく歩きます。



緩やかで整備された道が終わる一ノ越で休憩の際、もう帰りたい、でも登りたいと愚図り始め心配に。

ここからは岩のゴロゴロした傾斜のある山道を登りますが、時間的には短いのでなんとか頑張ってほしい。



気合いを入れて登り始め、すれ違う登山客にすごいね、頑張ってと声を掛けてもらい、頂上目前で止めたいと諦めかけましたが最後の一踏ん張りで無事、3003mを登頂しました。







実はお弁当を用意しておらず(みくりが池温泉での注文時間を逃してしまった)、娘のリュックに忍ばせたチョコレートだけが食べ物という。二人ともお腹は空いていなかったのが不幸中の幸い。



30分休んで「早く下りたい」と言う娘に従い、下山開始が11時半過ぎ。



予想通り、下りに苦戦する娘。

ゆっくり足の踏み場を伝えながらときに手を添えて下りて行きました。



一の越で難関は終わり、気分も良くなった娘は何故かホテルニューアワジのCM曲を歌ったり雪解け水に触れてはしゃぎながら宿を目指しました。






宿に14時到着。

休憩除くと5時間の登山。

素晴らしいペースで歩いた娘を誇らしく思います。



みくりが池温泉で下山後の最後の入浴を堪能し※、室堂ターミナルへ向かいました。

宿泊者はチェックアウトの日の16時迄、お風呂に入られます