こんにちは。
わたしと子供の夏休みは終わりました
子供はプールにお墓参りに花火にと夏を満喫できたと思います
最終日の昨日、亡き子の供養に東福寺へ行きました。
お堂にはひとりの女性がおり、わたしと娘がお供えをしたり線香をあげたりしているうちに立ち去り、代わりに若い男性が扉を勢いよく開けて入って来た。
場所が場所なだけにマナー以前の異様な感じがしてチラッと見てしまいました。
パッと見、10代半ば。
子供を持とうと思う年齢に見えなかったのと、想いが私たちと共通してなさそうな泳ぐ目つき。
何者。
彼はお堂をくるっと一周して外に出た。
手も合わせず。
男ひとりで照れがあるのか。
しばし椅子に腰掛け、訪れた参拝者が書き残した亡き子に宛てた手紙やノートを読みました。
8月13日の日付で書かれた文章が胸に迫って、少し泣きました。
「お兄ちゃん二人は保育園に行ってます。
ママがここへ来るのはいつも悩みがあるときのような気がします。ママはやっぱり泣いちゃったよ。
赤ちゃんがぎゅっと抱きついている気がしたから。
今日は何も持って来れませんでした。
だからママのにおいがついたものをひとつ置いていきます。また来ます」
というような文章でした。
汗か涙か分からない水分を拭っていたら再び男が入って来てすぐベンチに腰掛けました。
わたしと目が合うもやはり心ここに在らずな風。
ずっと観察する訳にいかないしお堂も暑いし、私たちはそこを離れました。
ふと、彼の目的を思いついたけど
もしそうであってもいいか、と思い直したり。
(あくまでわたしの勝手な妄想だし)
京阪電車に乗るまでの道で娘が
「おねえちゃんは優しい子やったん?」と聞くので
「優しい子、だっただろうな」と答えてその先は何も言葉が出なかったです。
電車に乗り、祇園から八坂に向かって参拝してから、汗だくになって三条に上がって梅園でかき氷を食べて涼みました。