不妊治療をするほとんどの女性はまわりにそのことを打ち明けていないと思います。
わたしは今年の1月に親へ打ち明けました。
悲劇があって、それの流れで。
打ち明けないことが難しいという感じで。
2月末まで出血が止まらず焦りと不安でいっぱいでしたが、実の親にサポートしてもらい救われました。
実家で布団にくるまって泣いていてもそっとしておいてもらえました。
夫から強く励まされたり慰められたりがなく(口下手で)、夫と2人だけなら鬱憤が溜まり、夫にあたってしまってたはずです。
母にも流産の経験があり、彼女なりに考えることなど話してくれました。
ただ、治療を再開するかも知れないと話すと、最初は反対しました。
高度不妊治療に否定的でした。
そこまでしなくてもいいのではないか?
子供ができないならできないでいいやんか、と。
親の優しさだと分かってはいても、つい反論し、わりとすぐ
「じゃあ、頑張って」と応援してくれるようになりました。
理解してもらえたと思うと気が楽で、わたしからも治療の経過や病院のことなど話しています。 比較的明るめに。
兄や親せきには言わないで、と釘をさしていますが、どうも母の親友に話したっぽいです。
母の友達のお嬢さんも大谷(六甲道)で治療を受け、無事ふたりの子供を授かったそうで、
「大谷さんに足向けて寝られへんねん」
と言っていたというから。
わたしの話題があったからと思うのですが、母は
「言うてへんよ」
と否定してました まぁ、もういいけど。
ちなみに、お義母さんにも伝えています。
わたしの親に遅れること2ヶ月後ですが、籍を入れる段になり、打ち明けました。
「わたしは子供を産めないかもしれません」
と言うと、そんなことはいい、夫婦で仲良くしてもらえれば、と一応の理解を示してもらえました。
ただ、1月に亡くした子のことを非常に悲しんでおられ、それが痛いくらいに伝わって、申し訳ない思いも湧いてきます。
お義母さんには孫がいませんので、なんとか、と思います。
母はこの前、TV で着床前診断について取り上げた番組で大谷LC の様子が映し出されたのを見たそうです。
「きれいな病院やなぁ」
「大谷先生、思ったより若いなぁ」
と感心した様子。
機会があれば見学に連れて行ってみようかな。
多分
「ええわぁ」
と言うだろうけど。