卵子の質向上、これに尽きるといって過言でないと思っているわたしの妊活。
体外受精は過去に1度だけ経験しています。
タイミング、AIHを経て昨年の5月末に行いました。
刺激法であったにもかかわらず、採卵数は3個でした。
卵巣の老化を自覚せざるを得ない結果でした。
3個受精し、そのうち8分割のグレード8G1というフラグメントの見られないきれいな受精卵を3日後に移植しました。
2個は凍結保存しました。
6月中旬に妊娠判明したとき、医師は
「あなたと同じ日に移植した人全員妊娠してる」
と言ったのを思えています。
体外受精とはそれだけ妊娠への近道だという印象を強く持ちました。
ところが心拍が弱く、7月中旬に繋留流産となりました。
医師には
「恐らく染色体異常によるもので偶発的なもの」
と言われました。
“偶発的”という言葉の響きで前を向いて再度治療を受ける気持ちになれました。
流産処置は年齢のことを考慮下さり、早く次へ進めるような手段を提案下さり、わたしがそれを選びました。
7月下旬のことです。
結果として8月下旬に月経があって、移植に向けた準備に入りました。
流産後の生理は遅くやってくると聞いていたので、私自身驚きましたし、先生もちょっと驚いていた様です。
わたしは聞かなかったですが(というか無知で)HCGがどれだけに減っていたのか、あるいはゼロになっていたのか分からないです。
というのもHCGが少しでもあると移植しないのが普通らしいからです。
自然かホルモン補充か。移植周期について医師は
「どっちでもいいよ」
とのことで悩みましたが、移植がキャンセルにならないホルモン補充を選びました。
ちなみに今後、凍結受精卵を移植する場合、できるだけ自然周期にて移植をしたいです。 ホルモン補充はお金もかかるし、体はしんどかったし、膣剤がめんどうだし、内膜も自然な方がやや厚いという経験からそう思います。
9月中旬に2個移植しました。
5日目胚盤胞4BC、4BBというグレードは凍結前より上がってました。
培養士曰く
「凍結前の4CCというのは見た目でつけてますが、融解して改めて見てみたら、CCじゃないだろうと判断しました」
9月末、妊娠判明し、その後1個のみの着床と分かりました。
双子だったら、という想像もしましたが。
お腹の中で順調に育ってくれましたが、本年1月、空へ旅立ちました。
染色体異常が明らかになっています。
ということは、1年前の採卵で得た受精卵の染色体異常率が100%だった可能性が十分考えられます。
ぞっとします。
だけど、わたしの年齢では受精卵(移植できる)の8割ほどが染色体異常と言いますから3個中3個異常というのは全く不思議じゃないのです。
偶発的というより必然的に近かったのか、と子を失って冷静になってから思ったことです。
妊娠はする。
でも40代で出産へ辿りつくことが難しいということ。
妊娠率が25%でも出産率となると一気に一桁まで減ってしまうのが現実。
卵子の老化に抗うこと、これにターゲットを絞ってやれることはやってやろう、と特にミトコンドリアの活性や抗酸化に繋がる食べ物、サプリに日々目を向けています。
大谷医師も
「ミトコンドリアが~」
と仰るように。
DHEAも効果を疑問視する声もあるけれど、とりあえず「やってみよ」と言われることをしない手はないです
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昨日、天気予報に反し、午前中はよく晴れました
最後のお花見日和と考えて、京都に行きました。
嵐山を散策後、ひと駅下って松尾へ戻り、例の梅宮大社へ子授祈願をしに行きました。
カップルが何組か手を合わせていました。