不妊治療にかかるお金は高額です。

タイミングや人工授精までなら月数万円といったところでしょうが、わたしのようにIVF(体外受精)に進むとその何十倍もかかります。

医療費控除を申告してお金を取り戻したいところです。

ちなみに、未婚カップルの我々は不妊治療助成金は頂いていません。


所得税の確定申告は2月中旬から3月16日ということですが、医療費控除の申請は1月から受け付けてもらえたのだそうです。

わたしはそれを知らなかったので、仕事を辞めて暇になった2月になって申告書を作りました。

医療費控除の準備として国税庁のホームページから医療費集計フォームをダウンロードして計算をすると便利です。

確定申告の用紙も国税庁のホームページから入力しますが、医療費は事前に計算しておいた医療費計算フォームを読み込みます。


平成26年の医療費を計算すると、120万円ほど。

そのうちIVFにかかったのが、80万円ほどです。

1回の採卵に2回の移植で、です。


結構な額が還付されるかというと、そうでもないです。

納めた所得税からの還付を期待するので、わたしの場合、納付額(源泉徴収税額)が46200円ぽっきりですから、医療費控除の申請で戻る額は46200円です。


還付金はそんなものですが、平成27年度の住民税にも影響があるらしいので今年は収入が激減ですからわずかな減税も助かります。


税務署で申告書を医療費の領収書と共に提出したのが2月2日でした。

領収書がなかなかのどっさり感でした。

手続きに1ヶ月から1ヶ月半ほどかかる、と説明を受けましたが、口座への入金は事前にはがきで通知があって、23日に処理されていました。

貴重な46200円ですが、これからの通院にあっという間に消えますあせる


暇だったので平成25年分をもう一度見直しました。

10万円を越えなければ申告の意味がないですが、15万円ほどの医療費となっていたのでさっそく翌日3日に申告書を提出しました。

少しの額でも医療費に認められる領収書は残しておくべきですね。

平成25年度の還付金額は2397円です。

単行本1冊と文庫本1冊は買えます。かお