1年ほど前に市から子宮がん、乳がん検診のお知らせはがきが届いていましたが、検診どころではなくなってしまい引き出しにしまっていました。
ようやく気持ちが落ち着いてきたことで、乳がん検診を受けることにしました。
というか、無料で検診を受けるクーポンの有効期限が来月末なので、急いだというほうが正しいです。
市が委託している医療機関のなかで便利な場所にある病院から電話をしましたら、「もう予約がいっぱいです」とのことで、駆け込みで検査を受けようとした自分が甘かったと思いました。
みんなもそうなのかな。
結局、家から自転車で1時間はかかりそうな場所にある病院で受付をしてもらえたので昨日行ってきました。
街中からは離れているので、駅から無料送迎バスが出ており、それを利用しました。
バスに乗るのは高齢者ばかりでした。
予約時間の1時間ほど前に到着し、問診票を記入するとすぐにレントゲン室へ行くよう言われました。待たずに済みました。
レントゲン室で前開きの上衣を着てスタンバイ。
わたしがこれまで受けた乳がん検診ではエコーと触診でしたのでマンモグラフィは初めてで緊張しました。
機械の台の上に片方の乳房をのせ、上から板で圧力をかけて挟みこまれます。
めちゃくちゃ痛いですが、ほんの10秒ほどの我慢、と堪えました。
上下挟みこまれた後は左右に挟みこまれ同様に撮影されます。
技師の方は「めっちゃ痛いですよね、申し訳ないです」と気遣って下さいましたが、技師さんの技量ではなくそんな検査なので仕方がありません。
乳房の大きさや乳腺の張りという個人差で痛みは違うかもしれません。
わたしは挟みこまれた際に乳汁が数滴こぼれました。
初めて見たので驚きました。
「授乳中ですか?」と聞かれたので、簡単に事情を話しましたら、
「母乳が出るのは妊娠、産後に関わらずで、人によります」とのこと。
でも、わたしの場合は産後の状態になるんだと思い非常に空しい思いでした。
こういう切ない、悲しい場面はまだまだ今後もありそうで気持ちが暗くなります。
でも乗り越えていかないといけません。
胸も痛いし心も少し痛かったけれど検診を受けて良かったです。
今日は大腸がん検診も予約してみます。