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「さびない生き方」藤原和博著


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僕のリクルート時代の先輩で
前杉並区立和田中学校長の
藤原和博さんが
「さびない生き方」(大和書房)
を出版された。

書店で新刊本を見つけ
もちろん購入し
拝読させていただいた。

10年後の自分のために
1万時間を割け。
1日3時間割くと10年で1万時間。
これくらいやって
自分のものになる。
というアドバイスが書かれていた。
藤原さんは
20代向けにアドバイス
したのだと思われるが、
じつは30代でも同様だと感じる。
僕も32歳で独立創業し
10年たってやっと経営の本質が
分かってきたように感じることが
多いからだ。

何事も一万時間!納得だ。

最後に、
先週MR会で藤原さんと
お会いした時、

「俺はいろいろな講演で
大條をほめている。
お前はリクルートが産んだ
最高の創業経営者だと
言ってるぞ」
といわれた。
じつは、
前にもそんなほめ言葉を頂いたので
藤原さん講演のDVDを
取り寄せてみたことがある。
確かに僕を褒めていただいているが、
リクルートの自動販売機を
片っ端から売り切れをなくし
そんな総務構築を
ビジネスモデル化した男。
という内容だった。

ゼロインの創業の際、
PCを手押し台車で運搬する代行をしたり
した何でもカウンターをつくったことを
藤原さんは最高のビジネスモデルだと
評価いただいているようだ。
13年経過しても
僕の創業のことを
外部の方に語って頂けるというのは
嬉しい限りだ。
藤原さんありがとうございます。
藤原さんの期待に答えられるように
頑張ります。
熱いぜ!

月間総務「これからの総務マンに必要な資質とは」後編


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~昨日から続く~

(小見出し2)
これから必要になるのは
「専門性」よりも「目利き力」

それでは、
これからの総務パーソンに
必要な資質とはどんなものか。
今回のアンケート調査では、
総務担当者の平均総務歴は八・七年。
二〇年以上という人も一〇%以上おり、
概して担当期間が長くなる傾向がわかる。
総務歴が長くなれば、
それだけ知識や専門性が高まるわけだが、
一方で大條さんは
「これは総務業務に限りませんが、
一つの業務を長く担当することで、
過去に成功したやり方を踏襲し、
新しいやり方を取り入れにくく
なることがあります。
特に総務パーソンは
職人的な経験値に自らの
存在価値を見出しがちな傾向が
あると思いますね。
そのため、
ナレッジが共有できていない
総務部門が多い」と、
その弊害を指摘する。

「総務がより専門化していくことが、
企業全体にとって役立つかどうかは疑問です。
コスト削減やコンプライアンス、
ファシリティマネジメント、
情報セキュリティなど、
総務が担当する業務は多岐にわたり、
そして高度化してきています。
もはや、
それらをすべて総務部門だけでできる
時代ではないと考えた方がいいでしょう」
各業務に精通した総務パーソンを
抱えることができる企業はそう多くはなく、
業務を進めるためには
他部署やアウトソーサーとの
協力が欠かせない。
であればこそ、
自身が専門家になるよりも
「これからの総務パーソンに求められるのは、
“目利き力”でしょう」
と大條さん。
「たとえばファシリティマネジメント一つを取っても
アウトソーサーはたくさんあり、
それぞれに得意分野が違います。
どのアウトソーサーとパートナーを組むかで、
その成果には大きな差が出ます」
また、より良い判断をするためには
多くの情報が必要であり、
社内外にキーマンや、
ネットワークを持っていることも、
優秀な総務パーソンの条件だと
大條さんはいう。
職人的なスペシャリストとしての
総務の在り方とゼネラリストとしての
総務の在り方がしばしば議論となるが、
これから必要なのは
“プロのゼネラリスト”
なのかもしれない。
 さらに大條さんはもう一つ、
「営業的なセンスを持ってほしい」
とも語る。
「これからの総務パーソンは
営業的な情報感度が
高くなければいけません。
それはつまり、
自社の製品やサービスに愛情を持て、
ということです。
製品やサービスに愛情を持っていれば、
自然と営業がどうしたら
効率良く仕事ができるか、
どうしたら自社が社会に支持されるか
という視点が生まれてきます。
それが、経営者の視点です」

(小見出し3)
自走する組織を
作り上げろ!

「いずれにしても、
今までやってきたことを
ただ踏襲するのではダメだということに、
多くの企業が気付き始めています。
目の前の仕事をルーティンワークで
やる時代は終わりました」
経営方針が浸透すれば、
おのずと一体感が生まれ、
あらゆることが良い方向に転がっていく。
組織は自走し始めるのである。
そして、自走する組織のかじを
経営の実現したい方向に切ることこそ、
総務部門の役割なのだ。

月間総務「これからの総務マンに必要な資質とは」前編


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「月間総務1月号」の
特集に掲載された
私のインタビュー記事を
2回にわたって掲載する。

↓特集記事
これからの総務パーソンに必要な資質とは

(タイトル)
目利き力を養い、踏襲から脱却せよ!

(リード)
厳しい経営環境が続くこの時代、
企業を強くするために、
総務部門に何ができるのか。 
そしてこれからの「戦略的総務部門」に
必要な総務パーソンの資質とは、
何だろうか。

(キャプション)
株式会社ゼロイン
代表取締役社長
大條充能さん

(小見出し1)
社内コミュニケーションに
求められる明確な意味付け

「コスト削減は多くの
総務部門の重要な課題であり、
これからもそれは変わらないでしょう。
しかし、コストは売り上げと違い、
やればやるだけ削れる
ものではありません。
つまり、コスト削減による
利益貢献には限界があります」

そう語るのは
株式会社ゼロインの
代表取締役社長、
大條充能さんだ。
総務部門はそもそも、
コストを「使う」部署である。
であるからには、
使うコストの効果を最大限にすることが、
重要ではないだろうか。
大條さんは、これからの総務部門は
経営方針を社内に浸透させること、
すなわちインナーブランディングに
力を入れるべきであり、
そのためには
社内コミュニケーションが肝になる、
と語る。

今回のアンケートでは、
いわゆる“飲ミュニケーション”の効果が
見直されているという結果が出ている
(本誌二〇一〇年一二月号参照)。

それについて大條さんは
「高度成長の時代には、
ただ楽しく飲んで交流するだけでも、
十分社員のロイヤリティや
帰属意識を高められたかもしれません。
しかし現在のような低成長時代には、
それだけでは不十分です」
と手厳しい。
重要なのは飲み会を、
いかに経営方針を浸透させる
場として意味付けられるか、
ということだ。
 
「たとえば、忘年会などの場で
優秀な人を表彰することがあると思います。
しかしこのとき、
ただ壇上に上げてほめたたえるだけでは、
効果は弱い。
単に表彰するのではなく、
どのようにして成績を上げたのか、
そのプロセスまで示すのです。
参加者が『自分も表彰されたい』
と漠然と思うだけでなく、
『会社が何を目指しているのか』
『どういう行動が評価されるのか』
がわかることが重要です」
つまり、
飲み会を“慰労の場”
から
“やる気を起こさせる場”、
さらには
“実際に行動に移すためのエンジン”
にするべきだということだ。
もちろん、飲み会だけではない。
最近、運動会や社員旅行などの
イベントを復活させる企業が増えている。
コスト削減の観点から、
企業の多くがイベントを廃止してきたが、
最近になって“一体感”を重視する風潮とともに、
再び見直されつつあるのだ。
しかし、せっかくコストとパワーをかけて
運動会を開催しても
「楽しかったね」
で終わってしまっては、もったいない。
そこにいかに経営方針を浸透させる
仕掛けを組み込めるか、
いかに社員に“刺さる”演出ができるか、
まさに総務部門の腕の見せどころだといえよう。

~明日に続く~