向研会セミナー21年12月「21年経済からみた今後の経済見通し」 | 大條充能オフィシャルブログ「熱いぜ!大條充能blog」Powered by Ameba

向研会セミナー21年12月「21年経済からみた今後の経済見通し」

向研会12月セミナー「21年経済から見た今後の経済見通し」に、オンラインで参加した。僕が感じた21年のポイントは3つ。第一に急激に大きくなったIT業界。IT各社時価総額と国家GDPを比較すると、アップルとインド、マイクロソフトとフランス、アルファベットとイタリア、アマゾンとカナダ、テンセントとスウェーデン、アリババとエイプトがイーブン。この現状に対して各国が規制強化していること。第二に、アメリカと中国の政治的駆け引き。アメリカ・中国の両大国がともに国内外に様々な課題を抱えていること。第三が、米国と中国の間で日本はどのような外交戦略をとるのか。大前先生は経済を優先し政治的には中立的に立ち回るべきと主張されていること。僕はこれら3つのポイントを考慮し、経済的にアメリカのIT業界(GAFAM)の世界への影響力が続き、政治的にもアメリカが中国をけん制しながら世界をリードすると整理した。日本の米中間での外交戦略はとても難易度が高いが、22年の日本経済環境は悪くない。当社は成長への投資を来期加速させる。日本経済の成長が鈍化しているというマクロデータを評論するよりも、我々経営者が成長への投資を実行することが国家の成長につながると確信している、熱いぜ!