愛と怒りの地平線「俺たち世話好き人間だぜ!」 | 大條充能オフィシャルブログ「熱いぜ!大條充能blog」Powered by Ameba

愛と怒りの地平線「俺たち世話好き人間だぜ!」

 

<今月のかもめのお悩み>
本心なのか、営業なのか、分からなくなりました。
幼い頃から自分がハマったものは何でも他人に勧めるのが好きです。学生時代は友達数人だけでは飽き足らず、どうやったらクラス全員がハマってくれるのか試行錯誤しながら、ひたすら布教活動に勤しんでいました。そのスキルを社会に活かそうとリクルートに新卒入社し、営業マンとして1年半が過ぎましたが、最近周りにハマっているモノを勧めている時、これは本来の自分なのか、それとも営業マンという皮を被った自分なのか分からなくなってきました。今はドコモのバイクシェアにハマっていますが、友達数名にその場でアプリをインストールさせ、クレジットカード情報を入力しているのを見ていたら、なんだか自分が怪しい営業マンみたいに思えてきて罪悪感を覚えました。純粋だったあの頃に戻るにはどうしたらいいでしょうか?
<回答>
お前は自分にとってよかった物やサービスは、相手も喜ぶに違いないと楽観的に考えられるスーパーな性格だぜ。俺はお前の姿勢が大好きだぜ。アドバイスするぜ、熱いぜ!
<キャッチ>
俺たち世話好き人間だぜ!
<本文>
お前は自分を営業・布教者だと表現しているが、お前は究極の世話好き人間だぜ!ただ相手に喜んでもらいたいというご機嫌な性格の持ち主だぜ。世話好きは決してマイナスではないぜ。むしろ日本のコミュニティーを形成するうえで世話好き人間がいるからこそ、文化醸成できたぜ。お前は歓迎される貴重な存在だぜ。じつは俺も世話好人間だぜ。だからこそ、人のお悩み相談を30年も続けられているぜ。また俺はバイオリズムセラピストでもあるぜ。溝口式バイオリズムのカテゴリーに「種(たね)」という特性があり、これがまさに世話好きを分布するぜ。人のお世話をし、喜んでもらい、褒められると、更にお世話したくなるというのがこの特性だぜ。お前の行動を聞いていると俺同様にこの特性を持っていると感じるぜ。ただし、相手が嫌だということは押し付けてはいけないぜ。相手が喜ぶことはどんどんお世話を焼こうぜ。人間関係が希薄化している現代社会において俺とお前は江戸長屋落語に登場する徳さん源さんのようにおせっかいを焼き続けようぜ。最後に、マザーテレサが愛情の反対派無関心であると名言を残されたが、無関心の反対はおせっかいであり、つまり俺とお前は愛情あふれるマザーテレサが推奨する人間だということだぜ、熱いぜ!