「起業の天才」東洋経済新報社 | 大條充能オフィシャルブログ「熱いぜ!大條充能blog」Powered by Ameba

「起業の天才」東洋経済新報社

 

大西さんと僕は数年前にリクルートHD広報室の紹介で出会いました。本書の構想を伺い、大西さんの人間性に触れ、僕は積極的に取材協力したいと思いました。大西さんがインタビューしたリクルート関係者の数とそれら全体に投下したパワーを考えると、この上ない達成感を持たれていることを推察します。心からお祝い申し上げます。さて、本書を読み終えての感想です。
① アマゾン創業者のジェフ・ベソスと江副さんが上司と部下の関係であったという衝撃的な事実。
② 東京・NY・ロンドンにスーパーコンピューターを配置し、海底ケーブルで結び、24時間対応可能なデータ処理サービス(今のAWS)を僕が入社した1984年から構想していた事実。
当時全く理解できなかったことが、本書を読む事で点と点が繋がりました。そして僕が入社した1984年のリクルート社は世界にIT革命をおこしたシリコンバレーのような状態だったことを再確認し、とても誇らしく思えました。
最後に、本書の第二部1984。「地方・貧乏・野望」とSPIという箇所で僕が紹介されています。「東京・金持ち・エリート」に化学反応を起こすための重要な組織戦略として僕達、高卒・短大卒が採用されたと。本論としては多数の大卒に化学反応させたいという話ですが、逆の意味でも化学反応がありました。僕がリクルートという組織で人生最高の化学反応をさせて頂いたということです。やはり江副さんは起業の天才であり、天才経営者です。改めて今の僕を導いて頂いたリクルートという会社に感謝しました。大西さん、素晴らしい本でした。リクルートの関係者にはぜひ読んでいただきたいです。熱いぜ!