「日本の不動産急浮上が始まる」大谷洋司著 | 大條充能オフィシャルブログ「熱いぜ!大條充能blog」Powered by Ameba

「日本の不動産急浮上が始まる」大谷洋司著


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ドイツ証券アナリストである
大谷洋司氏の
「日本の不動産急浮上が始まる」
(かんき出版)
を読んだ。
注目すべきは、
人口減少とデフレは無関係でだと主張だ。
歴史的に振り返っても
人口減少がデフレを招くのではなく、
間違った金融政策によって発生することを
立証している。
また、人口減少時代は生産性の高い都市に
人が集まるため、
東京の方がニューヨークより断然成長率が高い
ことを提示されている。
東京の不動産価値は世界的に高いというわけだ。
最後に著者は
投資ビザを解禁してアジアの投資家を
呼び込むことを提言されている。
選挙権が伴う移民の受け入れは
政治的に判断が難しいが、
50年の定期借地権不動産の
投資ビザであれば
土地の所有権の海外移転も防げ、
投資家を呼び込むことができる
と主張されている。
賛否両論あるだろうが、
僕は一定額以上の投資ビザで
アジアの投資家を呼び込むことは
十分検討すべきテーマであると考える。
日本そして東京の不動産価値は高いことを
確認できた一冊だ、
熱いぜ!