●事故が起こったらすぐにカウンセリングを?その理由【小さな事故は人生の転機】

 

心理カウンセラーの本川あつ子です。


私が掲げる「人生の転機リスト」に、ケガ、病気を入れています。

そのグループに事故もいれておいてください。


事故のいろいろなパターンを列記してみます。

事故を起こす側もあるでしょう。

・ガードレールや物に当る(物損)
・脱輪してしまった。
・人に当ててしまった(人身事故)


事故に合う側の場合もあります。

・後ろから玉突きされた。
・歩道を走る自転車にぶつけられた。

 

運転で因縁つけられた

・あおり運転された
・必要以上に激しいクラクションを鳴らされた
・「さっさと進めや!ボケ!」など言われた


大事故というよりは、小さな事故です。

脱輪も小さな事故です。
自宅の車庫入れで柱に当たった、という類のものも事故です。



なぜ、事故が転機かというと、2つ理由があります。

 

1、小さな事故は大きな事故の前兆だから

(スピリチュアルな話ではありません)

「小さな事故は大きな事故の前兆である」
ということを知っておいてください。

それだけで、次の大きな事故が防げます。

つまり、気をつけよう!と心して運転、生活することを心がけるのです。


ちょっとした事故を


・えへッ、失敗したー(^^;)
・自動車保険の適用範囲だからラッキー
・相手が悪いんだよ

などと、軽く思ってますと、次の事故を招きます。

(引き寄せの法則の話ではありません)


そうやって、事故という非日常な危険を
”軽く受けとろうとする”、その心(姿勢)が、一体なぜあなたに生じるのか?


という視点です。

 

 

 

 

 

 

2,スキがあるから事故が起こる


事故を起こした側だけでなく、事故を受けた側も、です。

気持ちにスキ(隙)がある場合がほとんどです。

・うわついて運転してた(歩いていた)

・これくらい大丈夫という過信

・早く行かなきゃという焦り

・前後左右の確認を怠った

・ぼーっとしていた(疲れ、眠気、TV画面、スマホ)

これらがすべてスキです。


運転中はもちろんのこと、
運転していない日常生活のスキも関係してきます。

あなたが今、なぜスキのある日々を送っているのかの視点です。

 

 

何があなたに、スキを生じさせているかの視点です。

1つの小さな事故の背景に、あなたの人生のあり方があるといっても過言ではありません。


以上、2つの視点から事故は人生の転機と私が伝えている理由です。

小さな事故の時にこそ、特に悩みや困りごとがなくても、カウンセリング、コーチングで現在を見直してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

実は会社や事業者もやっている


ちいさな事故をキッカケに人生の見直し?
大げさだなぁー、と思われたでしょうか。


私はこれまで現場監督として土木業界にいましたが

土木業者は「危険予知トレーニング(KYT)」を報告する義務がありました。

 

危険予知トレーニングとは

職場の作業の中にひそむ“危険要因”とそれが引き起こす“現象(事故の型)”を話し合い、分かり合って(あるいは1人で自問自答して)、危険のポイントや行動目標を決定し、安全を先取りする
 
というものです。

こういったことを会社をあげてやるわけです。

現場での事故は、仕事として社会的信頼を失います。
 一体どのような現場管理をしていたのか!?が問われます。


 
また、医療現場、介護現場ではヒヤリ・ハットの会議もあります。

日常業務中に、ヒヤリ💦としたり、ハッ💦としたことを、報告しあう会議です。

ヒヤリ💦、ハッと💦は、大きな事故の前兆なので、どんな時にヒヤリする場面があるかを事前に共有しておくことで、大きな事故を防ぐのです。

このように、会社でも訓練や会議が行われています。


そう思うと、あなたの人生の転機の時(ヒヤリ、ハッと、小さな事故)に
 
しっかりと会議(カウンセリング、コーチング)しておくことがどれだけ大切か!!

とお伝えしたかったのです。

 

ちいさな事故を見過ごしてはいませんか。