日本肉腫学会のツイートで、本と手紙のことが書かれていることをブロ友さんがおしえてくださいました。
(ツイートの引用は控えます。)
ツイートを読むと、先生の中で私のことは、
治療を途中で諦めた患者
として記憶されていくのかなと、少し寂しい思いがしました。
でも、感謝の気持ちもきっと伝わっていると信じたいです。
そもそも標準治療がない子宮癌肉腫において、今回提案された抗がん剤は、サードラインと呼べるものでもありません。
あくまでも子宮体がんに対して保険適用が認可された薬であって、子宮癌肉腫に効くかどうかはわからないとはっきり言われました。
関西の病院で2例ほど始まったケースがあるとのことで、子宮癌肉腫治療においてはエビデンスは何もない薬です。
東京の主治医は、私があれほど苦しんだTC療法やAP療法について、「副作用はそれほど大きくない」と言ってしまうような方ですが、その主治医がこの薬については「副作用は激烈」と表現しました。
(子宮体がん治療で2例ご経験がありました。いずれも途中で中止になったそう。)
※薬の名前をあえて出していませんので、子宮癌肉腫の患者さんで、名前を知りたいという方はメッセージでお尋ねください。
私がこの治療を受ければ、あるいは後に続く子宮癌肉腫の患者さんに、何か有効なデータが残せたのかもしれません。
でも私は、今得られた小さな小さな平和を守る道を選びました。
それが、治療を諦めたことにはならないと、自分の中では思っています。
学会の7月のシンポジウムで、先生がこんなメッセージを発信されました。
(日本肉腫学会のHPでも見ることができます。)
今日、シンポジウムで発表された研究が
肉腫克服の頂上へと続く、
新たな登攀ルートとなることを
確信しています!
私も、それを信じて止まないひとりです。