欧風カレー・ルルマージュ 裏メニュー「New奈々スペシャル」
今日は欧風カレー・ルルマージュに行ってきました。
なんでここに行ったかと言うと
昔、四谷と言う場所柄、客のほとんどが男性ビジネスマンのカレー店・オーベルジーヌに
毎週必ず食べに来ては「チキンカレー」と「エビカレー」を交互に注文する若い女の子がおりました。
珍しく思ったお店の人が「チキンカレーとエビカレーが好きなの?」と聞くと
その女の子は「本当はチキンカレーが好きなんだけど、
エビカレーに入ってるウズラの卵とマッシュルームも食べたいから。」と言ったそうな。
するとお店の人が「じゃあ特別に両方の具が入ったカレーを作ってあげる」と言って
できあがったのが↑のカレー。
そしてその子の為に作られたカレーは
その子の名前を取って「奈々スペシャル」と名づけられましたとさ。
その女の子とは水樹奈々嬢。
そして、オーベルジーヌに勤めていたスタッフの方々が独立?して出されたお店が
ここ、ルルマージュ。
場所は港区芝1-9-9。
田町駅から歩いて行ったが(15分くらい?)
おそらく浜松町駅からの方がちょっと近そう。
お店は小さく、デリバリーとテイクアウトのみの営業。
さて、カレーですが、
タイトルにあるように、奈々スペシャルは「裏メニュー」なので
当然メニュー表には出ていない。
しかし、「奈々スペシャルください」と言えば特に何事もなく普通に出てくる。
(ちなみに「New」と付いているのはオーベルジーヌで食べていたものに対して
「New」と言うことのようで、「奈々スペシャル」で通じる。当たり前だけど。)
通常メニューは軒並み900円。
時折、1400円くらいのものもあるが、奈々SPは1200円。
味は、甘口、中辛、辛口から選べる。
私は奈々嬢が好きだと言う中辛を注文。
(奈々嬢は中辛好きだが、ライブ前などは喉のことを考え甘口を食べるそうな)
5分ほどして愛想の良い店員さんがサービスのお茶と一緒に持ってきてくれた。
カレー、ライス、じゃがバターと言うのが基本セットのようだ。
カレーの具ですが
チキン×4、茄子×1、ズッキーニ×1、ウズラの卵×2、マッシュルーム×3、ヤングコーン×1。
どれも大きく切られ食べ応えがある。
ルーと具材は一緒に煮込んだりせず、
別に茹でたり素揚げした物を注文が入ってから入れているのだろう。
鶏肉はとても柔らかく、ズッキーニやコーンはとても良い歯応えが残っていた。
ルーは、一口目の印象は「甘い」。
中辛だが「あれ?甘口だったっけ?」と言う感じ。
おそらくかなりの量の玉ねぎ(やフルーツ?)が溶け込んでいると思われる。
もちろん嫌な甘さではなく、滋味あふれる自然な甘みというやつだろう。
かと思っていると奥のほうからスーッと辛味がやってくる。
野菜の甘みを楽しみつつスパイスの刺激も得られると言う感覚。
中辛とはいえ額や鼻面に汗をかいた。
じゃがバターがまた美味しかった。
男爵系ではなくメイクイーン系だと思われる。
これから家でカレーを作る時も
じゃがいもは一緒に煮込まずじゃがバターを添えるようにしてみようと思うほど目から鱗だった。
最初、ルーに対してライスが多いかと思ったが
最終的には良い感じだった。
むしろルーの方が多かった感じがする。
ルーのスパイシーさに加え、ライス単体でも美味しかったからライスが進んだんだろう。
結論。
めちゃくちゃ美味いカレーだった。
また今度行って辛口を頼んでみようと思う。
ちなみに、
チキンカレー+エビカレーの割りにエビは入ってねぇじゃねぇか、と思われるかもしれないが
奈々嬢は日頃から「カレーにウズラの卵は必須」と言っているので、
エビよりとにかくウズラの卵(とマッシュルーム)だったんだろう。
ライブのときなどは奈々SPをチーム水樹、約40人分くらい注文したり
何かに付けてこのカレーで気合を入れる奈々嬢。
来月もでかいライブがあるし、きっとこれを食べるんだろう。
ライブの当日などはファンが奈々SPを求めて列をなすんだとか。
水樹奈々ファンかどうかは別にして
普通に美味しいカレー屋さんなのでお勧めします。