新年あけましておめでとうございます！
今年も宜しくお願いします。
今回は私の専攻について書かせていただきたいと思います。
ずっと前の投稿で、Double Major（２つの科目を専攻すること）を考えていると書きました。
音楽と経済です。
まだdeclareしていないし、私にできるかはわかりません。
が、挑戦してみたいんです。
今日は、この２つの専攻にどのようにたどり着いたのか、シェアしたいと思います。
〜経済〜
実は、私は初めに国際関係(IR)専攻を考えていました。
しかし、この専攻はとても幅が広く、分野が多岐に渡ります。
４年間に取る授業のスケジュールを作ったのですが、案の定IR 専攻は取らなければいけない授業がとても多く、忙しくなることが予想できました。
私がもう一つ、とても情熱を注ぐ音楽との両立が難しいのではないか、という懸念がありました。
また、Intro to IRという人気クラスに2回連続で入れず、ちょっと縁がないようにも感じておりました。
何しろ、私はもっとフォーカスのある専攻をしたく、最初は政治学の視点から国際関係を学びたいと考えました。
しかし、ポモナでの政治学専攻はAmerican Politicsを重点的に学ぶと聞き、国際政治を主に学びたい私にとっては少しの迷いが生じました。
そんな中、１年生の春学期、ちょうど必修科目の一つとして、マクロ経済の授業を取りましたが、その初回の授業で教授が言っていた話が胸に残りました。
それは、tradeoffsについての話でした。
人が何らかの判断を下すと、それには利益と損失が伴う。
現在、みんながこの教室に座っていることも、経済学的な視点からみることができる。
例えば、他の授業に行ったり、寝たり、食べたりすることもできたかもしれない。だけどここに来ることを選ぶことによって、他にもできたかもしれない無数のことを断念しなければいけなかった。社会はtradeoffsで溢れている。
そして、それを追求する学問が経済学である。
と語った。
私は今までピンとこなかった経済が、急に身近に感じられて、その話をきっかけに興味を持ち始めたのです。
そして、ある日、経済専攻の友人と仲良くなりました。
彼は歴史の授業で一緒のクラスだったのですが、色々と経済専攻の面白さを教えてくれました。
経済学で学ぶ要素は、安全保障含め政治経済社会、国際社会はじめとする地域や一国の様々な政策形成にもリンクしている。
人々の生活に密接にリンクする経済が国を動かす一つの動力にもなっていることも朧げながら理解できるようになった。
経済無くして政治はない！
と熱く語られました。
そして、だんだんと専攻として経済が視野に入るようになりました。
私は高校で歴史が好きだったのですが、歴史的資料・文献の分析はどちらかというと苦手で、それよりかは歴史的出来事一つ一つを見て、それがどのような政治・経済的影響を与えたのかを考えるのが大好きでした。
それを思い出し、私はハッとしました。
もともと歴史の授業で国際経済や外交の経済的側面などを考えることが好きでした。
前から経済に興味があったのに、食わず嫌いで終わっていたのです。
それに気づき、経済を専攻しよう、と思うようになりました。
そして、もう一つ、私がポモナでやりたくて仕方なかったこと。
音楽です。
〜音楽〜
音楽専攻は、前からずっと考えていましたが、なかなか決心つかず、踏みとどまっていました。
しかし入学してから、ありがたいことに教授や友達、先輩が声をかけてくれることが多々あり、アンサンブルをいくつも掛け持ちしました。
友達の作曲したものを演奏したり、先輩の指揮する弦楽団に出演したり。
ある日教授からバイオリニストとしてジャズアンサンブルにゲスト出演してほしいと言われた時は胸が飛び上がりました。
このようにして音楽学部との繋がりが深くなり、教授方や音楽専攻の人たちに顔と名前を覚えてもらえるようになりました。
今は、音楽活動無くして私のポモナの生活は成り立たないくらい、深く関わっています。
ポモナの音楽活動は本当にレベルが高く、まるで音楽大学・コンセルバトワールに通っているようです。
周りも音楽を本気で学ぼうとしている人で溢れていて、とても刺激的です。
年に一度学内でコンペティションがあるのですが、私は今学期チャレンジし、見事負けました。
私の親友も音楽専攻を最近決めた人で、音楽専攻としての生活を常に間近で見ることができました。
また、身近な先輩でダブルメジャーを実現しようとしている姿を見て感銘を受け、次第に私もやりたいと思うようになり、音楽専攻を決心しました。
副専攻にしても良かったのですが、副専攻はrequirementsの授業も少なく、多くの人が簡単に音楽副専攻をしてしまいます。
ですが音楽専攻となると、かなりハードでレベルがとても高いです。
特にポモナは音楽活動が盛んであり、本格的に学ぶ価値があります。
音楽を今以上に真剣にやりたいと思った私は、妥協できず、専攻を決心しました。
ダブルメジャーはとても忙しく大変で、正直私にできるかわかりませんが、挑戦してみます！
そんなところでしょうか。
何を勉強したいか全くわからなかった私に、たくさんのアドバイスをくれたり、聞いてくれたりしてくれた人々に心から感謝しております。
まだまだこれからですし、また専攻も変えたいと思うかもしれません。
とりあえず今は、自分が決めたことを精一杯貫いていきたいと思っております。
ぜひ、応援よろしくお願いします！！！
さら
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