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語部屋

~かたりべや~  表現集団ATPの「かたりべ」こと、横溝大希が綴る叙事詩です。

『ミスターMCのパンドラ裏話コーナー』

※あくまでもイメージです。劇中の同名キャラクターとは異なります。

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皆様こんばんは、ミスターMCです。


本日から詰め稽古。
それにより、本番を想定した稽古となりました。
その為、普段の稽古以上にエネルギーに溢れた現場となっております。
消耗は激しいですが、その分得られるものも大きいです。


1日稽古の前半で行ったのは、『天使に恋物語を』。
初歩的なミスも少なくなり、台本の6割は、完成に近付いたのではないでしょうか。

繰り返しの稽古なのは以前と変わりありませんが、1度に行うシーンが長くなった為に、時間経過が早くなったと感じる様でした。


休憩を挟み後半へ。

まずは『インザストーム』を。
冒頭から始め、約半分程を通しました。
今まで断片的だったものが、1つに繋がった瞬間でした。

その途中に、1名のゲストが。
第1期・第2期共に出演されていた、寺澤英晃様。
パンドラが大好きな彼の目には、今日の稽古がどの様に映ったのか気になるところです。

この台本は、とにかく膨大な熱量を必要とします。
それでも尚、果敢に遊ぼうと攻める方も居ました。
詰め稽古なので固めるのも大事ですが、可能な限り挑戦を続けるのもまた大切な事ですから。

最後は、台本毎にチーム分けをし、それぞれの見せ場となる部分を詰めました。
「主要な人物は一握り」と、他のパンドラ童話集で誰かが言っていた通り、3つのチームに分かれていても芝居が成立しておりました。


さてさて今日を振り返ると、全体の約2割を行いました。
少ないように感じるかもしれませんが、それだけ濃度が高かったという事でしょう。


しかし、詰め稽古は始まったばかり。
これからは『演出家の想定を越える』べく、それぞれの思いが交錯することでしょう。
その戦いの……はじまり、はじまり。

『ミスターMCのパンドラ裏話コーナー』

※あくまでもイメージです。劇中の同名キャラクターとは異なります。

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皆様こんばんは、ミスターMCです。


木曜日は、『cache-cache』の稽古です。



前半は、先週の様に気になるシーンを詰めました。
不思議なもので、やる度に新たな発見があります。
それぞれで確認
内面に関してのダメ出しが、以前よりも多くなってきた様に感じました。
動きや形が定まってきたからでしょう。


後半は、最初から最後まで台本を見ずに通しました。
つっかえたり間違えたりしながらも、最後まで辿り着くことが出来ました。
4演目の中で、1番最初に『通し稽古』を行ったことになります。

シーン毎に行われる『抜き稽古』では見えなかった事が見えた様でした。
断片的よりも実際の流れの方が、心の移り変わりや反応などがよりリアルになりますから。


さてさて、個別の稽古は今日で終わりとなります。
代わりに、土曜日から毎日の様に詰め稽古が始まります。

残り10日程で、どこまで高みを目指せるか?
その挑戦の……はじまり、はじまり。

今週も、演出家:島崎敦毅(しまざきあつき)さん 主催【表現演技研究所WARDS×WORKS】に参加してきました。



前半は、全員でエチュードを。

会話主体なのは変わりませんが、複数人で行いました。

テーマは、『新作チョコレートの開発部』。

討論の結果、「色んな味を自分で選んで詰めるギフトボックス風」に決定!!

エチュードのはずなのに、妙にリアルでした。


後半は、2組に分かれて課題を。

台本読みとエチュードで別れましたが、目指すところは一緒の様でした。

『言葉・動き・気持ちの分離』。

連動している事だからこそ、分けることにより それぞれの大切さが見えてくるもの。


私は、『言葉』に頼り過ぎている様でした。

目指す方向性からして、当然の事かもしれませんが…。

舞台では、そうも言っていられませんから。


今日得た事を、【パンドラ童話集3】へ活かそうと思いました。