《ミスターMC》その瞬間からの先へ | 語部屋

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~かたりべや~  表現集団ATPの「かたりべ」こと、横溝大希が綴る叙事詩です。

『ミスターMCのパンドラ裏話コーナー』

※あくまでもイメージです。劇中の同名キャラクターとは異なります。

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皆様こんばんは、ミスターMCです。



本日の木曜チームには、2名の見学者がおりました。
稽古場まで足をお運び下さり、本当にありがとうございました。
少しでもパンドラの世界に興味を持って下さったのなら幸いです。


稽古では、主に2つの事に注力しておりました。

1つは、所作。
「動きが与える印象」
「キャラクター性に合った細かな動き」
それらを、皆で意見を出し合いながら決めていきました。

もう1つは、内面。
「その時どんな感情か?」
「その台詞は相手をどうしたいから出たのか?」
その様な事を問いながら行いました。

内と外―。
演劇には、どちらも欠かせない要素です。
色々と考え過ぎて、時に止まってしまう事もありますが、それらを経たからこそ次の段階へ進む事もまたあるのです。

そして、本日の稽古で、特に心に残った瞬間が御座いました。
糸をピンと張ったような、集中と緊張感。
そして、皆が1つになった一体感。

僅かな時間ではありましたが、エネルギーが圧縮された密度の濃い場面がありました。
その時、チームに何かが芽生えた様な気がしました。
その調和と躍進の……はじまり、はじまり。