今週も、演出家:島崎敦毅(しまざきあつき)さん 主催【表現演技研究所WARDS×WORKS】に参加してきました。
前半は、準備運動と各自の確認事項を。
後半は、先週に引き続きエチュードを行いました。
会話ベースなのは変わりませんが、そこに『目的』が追加されました。
1つのテーマに対して、賛成か反対か。
シンプルではありますが、これにより『対立関係』が生まれるのです。
お互いの立場が明確な為、普段とは異なった芝居になりました。
更にその後は3人で、『互いにどちら側かを教えずに、バレないように且つ目的を達成させる』を考えながら行いました。
賛成のカードが2枚、反対のカードが2枚。
手に取るのは3人…。
相手は、敵か味方か?
そもそも、見方が居るのか?
自分の意見を上手く誘導出来るか?
主張の匙加減は、どの位か?
ここはあえて賛同するべきか?
言葉や動作に不自然な点が無いか?
完全に腹の探り合いです。
自分の思惑を悟られずに意見を通す。
日常でも、珍しくない状況ではないでしょうか。
それを改めてエチュードとして行うと、色々な事に気付くものです。
先週のエチュードがアクションに重点を置いたの『動』ならば、今週は内面に重点を置いた『静』でしょう。
表現のトレーニングとしては、どちらも欠かせない部分だと思います。
さてさて理解はしましたが、これを意識して出来る様になるにはまだまだかかりそうです。