もう1つの稽古-4 | 語部屋

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~かたりべや~  表現集団ATPの「かたりべ」こと、横溝大希が綴る叙事詩です。

今年最初の『まめ芝。チーム』は―。


先ず 年末につけた演出をおさらいしながら、台本を離して通しました。
全体的にプロンプ(セリフの手がかり)が必要な箇所も少々ありましたが、概ね入っている様でした。

私は『語り』なので台本を持っていますが、今回は極力覚える様にしています。
「もしかしたら周りに合わせて動く事があるかも」と、思ってしまう程に自由度の高い台本なので…。


その後は、本番を想定して舞台装置を並べました。
と言いましても、合同公演なので転換の都合上 イスとテーブルだけなのですが…。

実際に配置して動くと、よりイメージが深まりました。

時折 「こういう動作をしようかな」と考えていた通りの指示が演出の島崎さんから出され、「長年一緒にやっているからかなぁ」と妙に可笑しかったです。


先も述べましたが、私は『語り』なのでそんなに動きません。
なので今日の稽古は、他の4人の動きがメインでした。
それぞれの役割に合った動きがそれぞれにつき、より一層面白くなりました。


動きにつられて笑わないようにせねば…。



現状、私の知っているパンドラ関連の台本は16本。

その中でも、群を抜いて笑いの箇所が多い演目となりそうです。


『黒く、切なく、美しく―』のパンドラらしさも 勿論あるので、様々な意味合いで面白いを感じて頂ければと思います。