それは、舞台に携わる人間にとって欠かせない物。
しかし それらが、『必ずしも完成している状態』であるべきなのでしょうか?
台本も生きています。
それは 時代や携わる人間が異なれば、少なからず台本に手を入れることになるからです。
さてさて、その様に『生物』である台本。
パンドラ童話集では、どうなのでしょうか?
まず今期の前提として、原作や作家の計3人体制で 台本作成を行っております。
個々が担当している本を書くのは勿論ですが、全体との調整もまた必要になってくるのです。
それ故、思う様に筆が進まないこともあるでしょう。
しかし 座付き作家が居るという事は、非常に感謝すべき事なのです。
極端な話。
キャストが予定と異なる編成となった場合、『人数の増減』や『性別の変更』などの対応を強いられます。
その時に、より適切な形に落とし込む為に 書き直して下さるからです。
少し話がそれましたが―。
結論から言いますと、まだ全ての台本が揃っておりません。
理由は、上記以外にも大きく2つ。
『役者を見てから完成させる』や『役者と共に創っていく』と言う手法を取っている本があるからです。
ですので、とある台本では…。
この様に 週刊連載の如く配布され、作家のお茶目な一面が垣間見れます。
これらの楽しみ方は、参加者の特権なのかもしれません。
今後も見つけ次第、『おすそわけ』をしていこうと思います。