週刊連載な台本 | 語部屋

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~かたりべや~  表現集団ATPの「かたりべ」こと、横溝大希が綴る叙事詩です。

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『台本』。

それは、舞台に携わる人間にとって欠かせない物。

しかし それらが、『必ずしも完成している状態』であるべきなのでしょうか?


台本も生きています。

それは 時代や携わる人間が異なれば、少なからず台本に手を入れることになるからです。



さてさて、その様に『生物』である台本。

パンドラ童話集では、どうなのでしょうか?


まず今期の前提として、原作や作家の計3人体制で 台本作成を行っております。

個々が担当している本を書くのは勿論ですが、全体との調整もまた必要になってくるのです。

それ故、思う様に筆が進まないこともあるでしょう。


しかし 座付き作家が居るという事は、非常に感謝すべき事なのです。


極端な話。

キャストが予定と異なる編成となった場合、『人数の増減』や『性別の変更』などの対応を強いられます。

その時に、より適切な形に落とし込む為に 書き直して下さるからです。



少し話がそれましたが―。

結論から言いますと、まだ全ての台本が揃っておりません。

理由は、上記以外にも大きく2つ。

『役者を見てから完成させる』や『役者と共に創っていく』と言う手法を取っている本があるからです。


ですので、とある台本では…。


語部屋-次号

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この様に 週刊連載の如く配布され、作家のお茶目な一面が垣間見れます。

これらの楽しみ方は、参加者の特権なのかもしれません。

今後も見つけ次第、『おすそわけ』をしていこうと思います。