本谷有希子著
『異類婚姻譚』は、性器を切断する話だ。
男子は痛いことこの上ないが、決まって女子は、この話に意味を見るだろうか?
話が最終で、そこに至るのに、構造の問題があるだろう。
面白くしようとして、結果ホラーになるのは、日本文学ではあり得る。
わたしの直感だが、楽しいことと怖いことは、表裏一体だと思う。
笑いもそうですね。
千鳥なんてコワモテだったから、そのギャップが笑いを誘った。
話が逸れましたが、本谷氏の本質は、その語感の軽妙さにある。
だから、最終的にどうなるかということは、二の次になるのである。