飯坂っ子に戻れた?かな・・・ | うたかた荘

飯坂町八幡神社で毎年行われている秋の例大祭

 

けんか祭りが先日無事に終了した。

 

今年、私は宮元上町の世話人を拝命された。

 

宮元。その名の通り、八幡神社内に祭典事務所を持つ上町は

 

当店のある町内だ。

 

店から歩いて1分の場所にある八幡神社は

 

子供の頃、よく学校帰りに友達と、中に空気が入っているビニールのボールと

 

プラスチックのおもちゃのバットで、野球の真似っこをして遊んだ場所だ。

 

女の子たちはかくれんぼや鬼ごっこ、縄跳びなどもして遊んでいた。

 

そうして日が暮れるまで、子供たちの声が止むことのない賑やかな場所。

 

それが八幡神社の記憶だ。

 

 

私は小学校高学年になると太鼓クラブに入って

 

放課後体育館で行われる練習に参加した。

 

しかし元々飽きっぽい性格が災いして、1年と持たずクラブを脱退したのだった。

 

それからというもの、なんとなくお祭りへの関心も薄らいでいった。

 

 

その後中学では野球部に所属し、真面目に甲子園を目指す球児として

 

当時強豪校の高校へと進学し、硬式野球部に籍を置いた。

 

しかしこれもまた、諸々の事情により1年で退部。

 

 

高校卒業後はすぐに東京へ上京した。

 

 

そして、今年の冬に50歳になる節目の年、飯坂町のお祭りに

 

大変重要な職務である宮元の世話人を仰せつかったのだ。

 

これも氏神様の粋な計らいであったか・・・

 

とにかく私は、右も左も判らない子供のように戸惑いながらも

 

ついに、祭り期間一週間をなんとか乗り切ることができたのだ。

 

もちろん大世話人や先輩世話人の方々によるご指導の賜物であることは

 

言うまでもなく、感謝の想いが尽きることがない。

 

そして、生来の飽き性であるこの私が、無事に大役を務めきる事ができたのは

 

陰で妻の支えがあったからに他ならない。

 

 

26年間、まったくといっていいほど地元を顧みなかった私に

 

このような貴重な経験を与えてくださった町長、けんか祭り実行委員会

 

八幡神社、そして、私を再び飯坂っ子に戻してくれたこのふるさとの町に

 

心から感謝の想いを伝えたい。

 

 

世話人は心体ともに大変きつかったけど、最高に楽しい祭りだった。(≧▽≦)

 

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世話人の職務中なんとかスマホで撮影した写真。(;^_^

 

 

祭り期間中は臨時休業等にて、皆様にはたいへんご迷惑をおかけ致しました。

 

謹んでお詫び申し上げます。<m(__)m>