こんにちは。双極性障害のあとりです。
今日はアルバイトの話。
病み垢では元気になった人たちがせっせと就活していますね。
作業所だったり、障がい者雇用だったり、個人の状態に合わせてそれぞれです。
私はクローズで週30時間のパート(社保完備)をしています。
クローズといっても、入ってみたら人間関係が良かったので信頼できる一部の人には打ち明けてあり、様子がおかしくなったら指摘してくれと頼んでありますが。
今日は引きこもりからアルバイトを始めてどんな感じだったか書いてみますね。
バイトを始めた時の状況
バイトを始める前はUberをしていました。
とはいっても週2回できるかできないかって程度のところまで調子を崩していました。
おまけにUberのお賃金はどんどん下がっていくし、去年までは繁忙期だった時期も全然鳴らない。
これは閑散期になったら厳しいぞ…と思って、週20時間のバイトを探すことを決意しました。
応募したところは…
バイトを探す条件として、家からの近さを最優先に考えました。家から近いほうが通いやすいし、バイトにとられる時間を少しでも短くしたかったからです。
もう5年も会社に勤めてないので楽ちんさを優先することに。
給与はあまり考慮してなくて、1,200円以上ならどこでもいいや~という感じでした。
最初に応募したのは家から5分のDAISOです。整骨院でそこのDAISOのバイトはすごく楽っていう情報を得たので。笑
ところが、DAISOって動画面接なのですが、応募フォームに自分の電話番号を書き忘れてしまいました…終わった…
動画面接とは
ZOOMのようなリアルタイムではなく、提供されてるアプリで動画を撮影して送付する面接のこと
終わった、と思ったけど基本的に前向きな人間なので、すぐに今のバイト先に応募しました。理由は…本当のこと言うのちょっと恥ずかしいんですが、その職場の接客態度がすごく好きで、そこでバイトしたら接客がうまくなりそうだと思ったからです。ちなみにこの理由は面接のときにも言いました。
そしたらなんと翌日に電話かかってきて採用が決定!
予想外なことに週20時間のバイトのつもりで行ったんだけど「パート希望だよね?」といわれ思わず「はい」と答えたので週27.5時間のパートとして入社が決定しました。
医者の反応
主治医の反応は渋かった。笑
そもそも働いていいって言われてなくて、Uberするのもあまり賛成されてなかったので急に27.5時間のバイト始めましたって言ったときはかなりの渋面に。
さらにその後勤務時間を30時間に増やし、タイミーまで始めた時は躁転を疑われて通院期間が短くなりましたよ
タイミーとは
手軽に日雇いバイトを探せるアプリ。おすすめ。
まあ働いていいって言われてないですしね…そもそも…怒られないだけマシでしょうね。
働き始めてからの体調
最初はとにかく体力がキツかった!
立ち仕事、Uberの何倍もきつく感じました!
覚えることが多くて大変といわれていたんですが、聞いてメモった手順通りにやっていけばいいので意外と大丈夫でした。
急に新しい言語覚えなくちゃいけない現場に比べたら楽勝ですよ。笑
それより意外と力仕事なのと中腰でいることが多いので体がきついです。
とはいえ、1か月半くらいでだいぶ慣れてきたので店長に頼んで週30時間に増やしてもらいました。
そのころには体力もついてきていたので、案外楽に1日7.5時間勤務ができたし、週5勤務から週4勤務になったので逆に楽になったように感じました。
働き始めてからのメンタル
メンタルのほうはやはり躁に向かっているのか途中で散財が始まったので薬がちょっと増えて、前述したとおり働きたい衝動が抑えられずタイミー始めた時に通院の間隔を短くされました。
最初のころは疲れに引きずられてメンタルが落ち気味だったんですが、これは医師にも相談して”ひたすら寝る”という方法で乗り切りました。疲れた時は睡眠が一番です。ほとんどの家事を放棄しましたよ。
それから新しい店長のボディタッチが多くて本気で落ちかけたんですがこれは前店長に泣きついて注意してもらいました。(でもまだ触ってくることがあります)
その他にも説教タイムが30分~1時間という長尺な主婦バイトさんの説教のストレスで(薬飲んでるのに)不眠になったことがあります。こっちは売り場の先輩に相談し、さらにランチ会したときに直接お願いしました。
メンタルは、疲れに引きずられて落ちるパターンと、人間関係のストレスで落ちるパターンがあるみたいです。
意外にもお客さん由来の落ち込みはありません。相当腹立つお客さんも結構来る割には引きずらずにうまく切り替えできているようです。Xで愚痴ったりして発散できているものと思われます。
みんないつも聞いてくれてありがとう
これからクローズでバイトする人へ
クローズでバイトしようと思っている方に何か伝えるとしたら…
一番大切なのは職場の人間関係です。
ってこれは正社員でもバイトでも一緒のことだし、入ってみるまでわかりませんけどね。あまりにも人間関係が良くなかったらすぐやめてもいいと思うってくらい人間関係は大事だと思います。
前述しましたが私ががっつり鬱におちかけたり不眠になったりしたのはどちらも職場の人間関係です。前職も人間関係でやめていますし。
人間関係の悪い正社員と人間関係のいいバイトなら私はバイトを選びます。生活は厳しいけど…!
給料が安くても、何度もやめるより安定して働き続けるほうが結果的に収入は多いと思うんですよね~
今の私は本当にラッキーなことに、職場に病気のことを話せる人までいました。ここまで恵まれてたら言うことなしだと思います。
オープンにしない理由
職場の人に話すなら、オープンにしちゃえば?って思うかもしれないですが、クローズにする理由がいくつかあります。
配慮が必要ないこと
障がい者手帳を持っていたとしても、配慮が必要なければ一般雇用でいいんですよ。隠すのは悪いことではなく、言う必要がなければ言わなくていいのです。
私は薬でコントロールできてる限りは配慮は不要ですし、もしヤバくなってきたら自分から辞めようと思っていましたのでクローズで問題ありません。
ただ今の職場の人間関係に恵まれたから信頼できる人だけにオープンにしただけなのです。
過去に嫌な経験がある
若いころに勤めていた会社での出来事なんですが、体調悪いから休ませてほしいと社長に伝えました。そしたら社長は「前にうちにいた人も鬱になったとか言ってたけど、彼みたいに頭がおかしくなったわけじゃないんでしょう?」といったんです。鬱っていうと頭がおかしくなったと思う人がいるんだ!と思って、これがきっかけで言う相手を慎重に選ぶようになりました。
店長に言いたくない
現店長に言いたくありません。なぜなら配慮が全くできない人だから。前の会社の社長のように「頭おかしくなったんだ」とか言い出しそう。絶対に言いたくない。
以上の3つの理由です。
店長については入社してから追加された理由です。
クローズバイトの結論
社会復帰の第一歩としてバイトはありかなあと思っています。
私はパートですがパートだったら社会保険や雇用保険もつくし、バイトだったら短時間で無理なく働けます。
給与は安いですけどね。
ただ体調が不安定すぎて安定して出社できない人は作業所や障がい者雇用がいいと思います。やっぱりクローズっていうのはあくまで配慮が必要ないってことなのでほかの人とは違う配慮が必要だったらオープンにしないと働きずらいだろうなと思います。
私が割と気絶直前の貧血でも働けるくらいの我慢強いタイプなのでクローズで何とかなっただけの可能性もあります。
みなさんは自分の体調と相談してみてくださいね…!