以前、自分らしさ、自分の道を模索する際に、まずは気になるもの、目に付くもの、以前からちょっとやってみたかったもの、創作的なものを始めてみるという話をさせていただきました。やってみることで、邪魔をする頭を停止させ自分のマインドに隙間を開けていくことで新しいものを受け取ります。
次に有効な方法は手放しです。お掃除です。一つ一つ手放していくことで自分に不要になったもの、機能しなくなったもの、至高善ではなくなったものを削ぎ落としていきます。玉ねぎの皮を一つ一つ剥くようにして、本来の自分、コアの自分に近づいていきます。本来の自分らしさが見えてきます。
自分の周りにある無駄なものを捨てるのは意外に簡単です。一番厄介なのが、心にある蟠り、トラウマ、執着心、そして人生で染み付いてしまった思い込み、固定観念、考えの癖、古い信念といったものです。
自分の周りは自分の心が鏡で映し出したものです。自分の心が映写機で映し出されているようなものです。自分の心を見たければ、自分の周りを見渡せば自分が見えてきます。正確に言えば、顕在化には時間がかかりますから、自分の周辺を見渡せば、過去の自分の心が見えてくると言えます。
断捨離は自分の意思で自分の周辺を変えていくことで、意識的に自分の内側を変えていこうというものです。エネルギーの法則から言えば、物質的に隙間を開けることによりその場にエネルギーを生み出して新しいものを招き入れようというものです。
ただし、新しいものを招き入れようと断捨離をしても、自分の内側が変わってなければ、同じような周波数のものが入ってきます。彼氏を変えても変えても似たような問題が起こり、くっ付いては別れるというパターンを繰り返すだけです。それを招き入れている源にメスを入れる、つまり心のお掃除が肝要になってきます。
私たちは経験を求め、正確には経験を積むことで理解を深め意識を高めていくために、一言で言えば、魂の成長のためにこの地上に生まれてきます。今世での経験を経る、お母さんのお腹に宿り５歳頃になるまでに周辺のあらゆるエネルギーを吸収し、自我を形成していきます。
そして、今、地球の次元上昇が進むなか、自我を形成してきたもので至高善ではないものを玉ねぎの皮を一つ一つ剥くようにして手放しながら、本来の自分に回帰する時が来ています。外での価値・評価ではなく、自分が何を求めるのか、何を表現したいのか、何のためにここに存在するのか、自分らしさとは何かを軸にして生きていく時代へと突入していきます。
玉ねぎの皮を一つ一つ剥くようにして手放しながら本来の自分に回帰していくことで自分が見えてきます。自分の望み、生まれてきた意味が見えてきます。そして次元上昇がそれを実現していくスピードを加速化させていきます。
外の断捨離だけではなく、内に積もり積もった至高善ではないものを手放し本来の自分に戻っていく、その時が来たのです。
