日曜日の現地案内は一大イベントです。担当者がハイヤーで
お客様の自宅まで迎えに行きます。
その当時私たちの販売していた 住宅地は、まだ山を切り崩している所でした。
いずれ小学校や中学校 病院も出来、電車も急行が止まる駅ができるという大規模な 住宅地でした。
現地では大きなテントが幾つかあり、その中に
椅子とテーブルを並べ、テーブルの上にはパーティーのように
食べ物と飲み物が置かれていて、お客様に自由に食べていただける
様になっていました。
ぞくぞくと各担当営業マンがお客様を案内して
連れてくる光景は壮観なものがあります。
また、営業マンはこの時 がとても誇らしいときです。各テーブルでお客様と、担当者、その 上司が図面等を見ながら、まだ造成中の山を見てお客様の宅地は
あの辺ですなどと説明していく。
宅地を買うのに手付金が必要です。
一応お客様は、判子と両方持ってきていただいています。
しかし、大きな買い物です、手付金も何十万と言う金額になります。
なかなかその場で決断のつかない人もいます。
それを決断させ、判子を押させるのが上司の仕事です。
正面に大きな宅地図があり、契約が決まるごとにその場所に
選挙の時のように、バラの花が飾られていきます。