それでは、今年(2022年)のシルク1次募集で申し込んだ馬を記していきます。
●オープンウォーターの21 牡 宮田厩舎
昨年はダイワメジャー牡馬であるトレジャーステイト20が取れなかったのでぜひとも欲しいと思っていましたが、個人的にはダイワメジャーとアメリカ血統の母とは方向性がいまいち合っていないとも感じていました。また、この厩舎の使い方にもまだ疑問があり(若手ですから今後変わってくる可能性はあると思いつつ)、字面の段階ではそれほど積極的に考えていませんでした。
ただ、馬体は非常によかったですね。ツアーでも確認しましたが、体高は低いものの、どっしりとした風格と毛艶の良さは目を見張りました。短距離路線ではここに頑張ってもらいたいと申し込みを決めました。
(2022/7/29 ツアーにて)
→出資の可能性は? △
最終の中間経過で763票。この辺りが私の実績で取れるかギリギリのラインだと踏んでいます。ここが取れるか取れないかで大きく頭数が変わりそうです。
●アトミカオロの21 メス 手塚厩舎
ダイワメジャー×Orpenは実績がありませんが、ダイワメジャー×Danzig系だとブルドックボス、ラヴィングアンサー、ロジチャリスなどがおり、スピードあふれる仔が出やすいと思っています。母母からはBernsteinのStorm catやBuckpasserなどのサポートしてくれる血も集まり、奥深さも感じ、オープンウォーターよりも配合面では上と感じていました。
正直馬体は好みとは外れていましたが、ツアーでは写真よりも胴が伸びて好感触。申し込みと相成りました。
(2022/7/29 ツアーにて)
→出資の可能性は? ○
最終の中間経過で605票。手塚厩舎ですのでもう少し票が伸びる可能性もありますが、これなら出資できるのでは。
●リビアーモの21 メス 木村厩舎
エピファネイア×アドマイヤベガはサンプル数が少ないですが、そこからヴィルヘルムやフォラブリューテが出ていて可能性を感じます。母母のラトラヴィアータはサクラバクシンオーの全妹で、シンボリクリスエス×サンデー×ラトラヴィアータでアルフレードが出ているので配合の方向性は悪くないはずです。そもそもリビアーモは仔出しのよい馬ですし、産駒の虚弱さは心配ですが狙ってみる価値はあると考えています。
また、馬体は非常に好み。実馬もバランスがよくトモも大きく早めの始動も可能と見ています。
(2022/7/29 ツアーにて)
→出資の可能性は? ◎
最終の中間経過で504票。特に欲しかったうちの1頭ですが、この票なら取れるのではないでしょうか。
●ロゼリーナの21 牡 田村厩舎
モーリス×キングカメハメハ×サンデーサイレンスではアルビージャ、レガトゥス、ソリタリオなどがいます。本馬もモーリス×キンカメ×サンデーで残りはロゼカラーですので血統的には文句なし。モーリスなので牡馬なのもいいですし、馬体的にも及第点ということで申し込みました。
(2022/7/29 ツアーにて)
→出資の可能性は? ○
最終の中間経過で577票。ボーダー割れの可能性も否定できませんが、なんとか行けると考えています。
●ツルマルワンピースの21 牡 大竹厩舎
ロゼリーナ21と同様、モーリス×キングカメハメハ×サンデー系ということで配合の方向性は問題ないですし、母ツルマルワンピースはスーパー繁殖ですから期待は上がります。
そりゃ、繋ぎが立っているのは承知していますし、そこが心配の種でしょうけど、実馬を見たときに、かなり心を惹かれてしまいました。あれほど皮膚の薄い1歳馬はあまり経験がありませんでしたし、馬体の大きさを除いたとしても圧倒的な存在感がありました。脚をやったらそれまで、どこまで保つかですね。
(2022/7/29 ツアーにて)
(2022/7/29 ツアーにて)
→出資の可能性は? ◎
最終の中間経過で462票。やはりあの繋ぎが人気のなさでしょうか。特に欲しかったうちの1頭で、出資が叶いそうなのは何よりです。
●ラッドルチェンドの21 牡 国枝厩舎
ラッドルチェンドの仔にはテルツェットがいますし、全姉にダノンシュネラもいます。ドゥラメンテ×Danehill Dancerはアスコルターレがいますね。ラヴズオンリーミー牝系でKingmambo=Monevassia3×3のドゥラ牡馬。いかにも一発当ててノーザンが種牡馬として迎え入れたい血統と感じました。
正直、馬体はまったく好みではありませんし、実馬も薄めで見栄えはしないと感じましたが、まあ私は馬見ができませんので。この配合だけで申し込む価値はあるかと。
(2022/7/29 ツアーにて)
→出資の可能性は? ×
死に票①。最終の中間経過で1087票。抽優票では今年の一番になりますかね。まあ記念で応募しました。
●ミスエーニョの21 メス 林厩舎
ドゥラメンテ×A.P. Indy系だとヴァレーデラルナ、スノームーン辺りがいますがまだまだ実績は残せていません。ミスエーニョはSeattle Slew、Secretariatクロスなどストライドで走るタイプと思っているので、機動力なドゥラメンテとは補完できるか相対するか、両極端に出そうな印象です。ただ、そこはミスエーニョの繁殖底力を信頼したいですね。
馬体は今年のドゥラメンテ産駒では最も好みです。肩の出もよく、前進気勢の強い(と担当者の方から聞きました)気性もよい方に出てくれれば。
(2022/7/29 ツアーにて)
→出資の可能性は? △
最終の中間経過で655票。オープンウォーター21と同様、この辺りが私のボーダーライン近辺かと。取れたら特に嬉しい1頭です。
今回はここまで。続きはまた次回に。














