生研ー

生検とは、疑わしい病変の一部を切り取って、菌や腫瘍の存在を詳しく調べて病気の診断を行うことであるー

MRI検査から1週間、生検を受けました。

僕は痛いのが大の苦手です。

大人になっても注射は苦手です(これに関しては、アトピーで皮膚が薄いから普通の人より痛いんだと勝手に思ってます)

なので前回の診察の時から、「組織取るのって痛いんですかね・・・?」「痛いのは苦手なんですよね・・・」と、優しく処置してくださいアピールをしていました。

先生は、「麻酔をするので大丈夫ですよ。時間はだいたい30〜40分ぐらいですかね?」と、簡単な処置であるという感じを醸し出してくれていました。

(ちなみに、歯を削る甲高い音は全然平気です!痛いのと滲みるのが、とても無理です)

今回の生検は、左下に埋まっている親知らずの上ら辺の歯茎を切り開き、中の病変の一部を取り、歯茎を縫うという流れだそうです。

今までと同じ診察室・診察台で生検がスタートしました。

まずは麻酔注射です。

「痛いのが苦手なので、表面麻酔というものを使ってほしいのですが・・・」と言いたかったのですが、タイミングがなくて言えませんでした・・・。

ですが、普通に表面麻酔を塗ってくれました(先生ありがとう!)

その後に、麻酔注射を何箇所か打たれました。

最初の一発は少し痛かったのですが、思っていた程ではなくて安心しました。

次に、とんがった器具で歯茎を触られ、「触られているのわかりますか?」と麻酔がちゃんと効いているかを確かめられました。

そして、歯茎を切られました。

手術経験がないので、「歯茎、切っていきますね」と言われた時は結構怖かったです。

(医療ドラマの手術シーンの冒頭でよくある、「メス」、からのスーっと切られる絵が浮かびました)

当たり前ですが、痛くなかったです!←

気付いたら、担当医先生の反対側にベテラン先生も付いていて、担当医先生に時々指示を出していました。

先生が2人いれば安心だと思っていたのですが、

そのうち、担当医先生が苦戦をされ始めました・・・。

「おかしいな」「おかしいな」と言っています・・・。

一体今はなんの処置をしていて、なにがおかしいのかが全く分からなかったので、かなり不安になりました苦笑

ベテラン先生が、担当医先生に若干イラッとした口調で「もっと〇〇しなきゃ」などと言っています・・・。

どうやら、埋まっている親知らずが邪魔をして病変がうまく取れないようです。

そして一旦処置を止め、ベテラン先生から驚きの一言

「山井(僕)さん、親知らずなんですけど、抜いてしまっていいですか?。もう抜けやすい状態なので」

・・・?!

「組織をチャチャっと取るだけじゃないんかーい」と思いましたが、

左下に横向き(厄介な生え方らしい)に埋まっている親知らず、今までなにも弊害はなかったのですが、やはりいつか抜いてもらいたいなと思っていたので、これは一石二鳥だなとも思い「抜いちゃってください」とお願いしました。

しかし・・・・。

すぐ抜ける的なことを言ってくれた割に、親知らずが抜けません!

抜こうとする瞬間、歯茎と顎全体が持って行かれる感じで凄く痛いです!

手を挙げ、そして痛いリアクションをして「いはぁいへふ!(痛いです)」と伝えました。

それを受け、麻酔が追加されました(少し我慢してください!とか言われないで良かったぁ・・・)

麻酔が効くまで、少し待ちました。

顎や頬を指でポンポンと触られ「左と右で、触られている感じは違いますか?」など聞かれました。

それからも処置は続いたのですが、疲れてきたのであまり覚えていません苦笑

たしか、そのままでは親知らずが抜けないので、ドリルで割ったと思います。

(痛くなければ、もうなんでもいいやと思っていたので、ドリルの音や振動は気にならなかったです)

そしていきなり、

先生から「親知らず、もう抜けましたので」とさらっと言われました。

えっ、いつの間に?!

抜けた瞬間は、全然分かりませんでした。(どうせなら、抜ける瞬間を感じたいと思っていたのですが苦笑)

そして、糸で縫い始めたようです。(先生の手に針が見えて怖かったです・・・)

糸を結ぶときに、糸が何度も両唇の端に当たるので、それが地味にとても痛かったです。

そしてやっと、処置が終わりました。

処置をした左奥にガーゼか綿のかたまりを入れられ、30分ぐらい噛んでおいてくださいと言われました。(あとでトイレで取ったら、ガーゼが真っ赤でした 汗)

小さな容器に入った、透明な液体の中の病変を見せてくれましたが、思っていたより小さくてよく分かりませんでした。(大は小をかねるじゃないけど、もっと大きく取らなくていいの?と思いました)

先生から「膿んでいたので、麻酔が効きにくかったのかもしれません」と言われました。確かに途中に追加で打たれた時、麻酔特有のなにも触られていない感じに、ならなかった時があったような気がします。

そして、今後の注意点を言われました。

・強くうがいはしないでください

・歯磨き、食事注意してしてください

・お風呂・シャワーは構いません

痛み止めの説明も受けました。

「胃が荒れる場合があるので、一緒に胃薬も処方しますので同時に飲んでください」

「この後すぐに飲んでも構いませんよ。4〜6時間は間隔開けて飲んでくださいね」

そして、「どちらでもいいのですが明日も来ますか?」と聞かれました。

面倒だと思ったのですが、親知らずを抜かれてどういう状態になるのか分からなかったので、念のため明日の診察もお願いしました。

抜いてもらった親知らずですが、記念にもらって帰りました。(洗浄してもらい、透明な小さなビニールに入れて頂きました。2つに割れていました!)

結局、40分ぐらいと言われていた今回の生検は、処置後の説明などを含めると2時間掛かっていました・・・。

今日は大手術を受けるんだ、と勝手に大げさに覚悟をしていたのですが、本当にそうなってしまいました苦笑

会計をし、薬局に行きました。

(痛みが出る前に痛み止めを飲みたかったので、薬局でウィダインゼリー的なものを買いました)

そのあとスーパーにも行き、今後しばらくお世話になるのではと思い、ウイダインゼリーや飲むゼリー、飲むヨーグルトなど何種類も買って帰りました。

(せっかくなので、飲む○○の、飲み比べです笑)

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*最近通い始めた近所の歯医者さんは、水が飛んで顔にかかるという理由で、処置の間は顔にタオルをかけてくれるのですが、今回の生検ではタオルやカバーは無しでした。なので、目を開けていればどんな器具を使うのかが分かりました。「これから削っていきますね」などの声掛けが途中から無かったので、タオルで目を隠されなくてよかったかなと思いました。

ただ、水が口からこぼれて首に流れ落ちる時があり、先生がすぐには気づかず、少ししてからテイッシュで拭かれるというデメリットもありました(;^_^A

また、処置中は真上ではなく、顔だけ左向きにして横になっていたので、途中から腰がとても痛くなりました。

結局、痛み的には、

親知らずが抜けない痛み>腰痛>糸が唇に当たる痛み>>>麻酔注射の痛み だった気がします (;^_^A

*今回処方された薬 

・抗生物質 セファクロルカプセル250mg「JG」(変換前:セファクロルカプセル250mg「サワイ」)

・痛み止め ロキソプロフェンナトリウム錠60mg「CH」(一般名:ロキソプロフェンNa錠60mg)

・胃薬 レバミピド錠100mg「JG」(一般名:レバミピド錠100mg)

つづく〜

 

 

タイトル、意味もなく平仮名にしてみました。

総合病院の口腔外科に行ってきました。(前回の記事)

から数日後、担当の先生から電話が掛かってき「念のためにMRIも撮りたいのですが」と言われ、やれることは全てやってほしいと思ったので、よろしくお願いしますと答えました。

ーーーMRI検査当日ーーー

まず口腔外科の診察室で、MRIの説明を受け同意書に署名しました。(タトゥーとかないですよね・・・?と先生から聞かれました(;^_^A)

そして放射線科に移動。

前の人の検査が延びているとのことで、しばらく待つことに。

(あんまり延びたら、この後診察してもらえないんじゃないかと少し心配になりました)

念のためトイレに行き、やっと呼ばれました。

まずは更衣室に案内されました。Tシャツの上に検査着を着て、荷物はロッカーに入れ、用意されているサンダルを履きました。

検査技師?の人に、気になっていることを聞きました。

「目は開けていても閉じていても構わないですよ。口は・・・、ずっと閉じているのも大変なので多少は大丈夫だと思います。

ダメだったらやり直せますし」

↑何十分も掛かる検査をやり直すのは嫌だ!

検査室。

照明は暗め。真ん中に大きなドーム。

狭い台の上に横になります。

顔が動かないように、耳と側面の間に硬いクッション?か何かを挟ました。

検査スタート。

ガンガンゴンゴン、ビービービー。

終わったかな?と思うとまたガンガンゴンゴンビービーピー。

終了。

検査時間は、40分ぐらいだったかな。

なにかに挟まれていたので、頭・顔が暑かったです。耳の後ろには汗をかきました。

検査中は、眠たかった気がします。でも眠りに落ちる瞬間に動いてしまうんじゃないかと思って、そうなるとやり直しになると思って、必死に起きていました。

一度、検査技師の人に、順調ですよというアナウンスは聞こえました。(順調じゃない場合もあるのかっ?)

口腔外科に戻りました。

先生に、MRI画像を見ながら説明を受けました。

「やはり画像を見る限り、エナメル上皮腫の可能性が高いと思います」

・・・やっぱりエナメルなのか・・・。

そしてエナメル上皮腫の治療方法などの説明を受けました。

「ただ、山井(僕)さん、これはエナメル上皮腫だったらの話です。組織を取ってみないと病名は確定できないので」

いやでも、他のお偉い先生達もエナメル上皮腫で間違いないだろうって言ってるんでしょ?じゃあもう、エナメル上皮腫で決定じゃん・・・。

そして来週に、組織を取ることになりました。


*他の人のブログを見ていると、MRIの検査日と結果を教えてくれる日が別という病院もあるらしいので、この病院は同じ日にしてくれていて、その点はとてもありがたいと思いました。というか、全ての病院がそうであってほしいよね。健康な人が受ける定期検査とかならともかくさ。

☆せっかくなのでMRI豆知識☆

検査中の、ガンガンゴンゴンビービービーという、うるさい音は一体なんなんだろうと思ってネットで調べたところ、『磁力が装置のコイルを伸ばしたり縮めたりして振動させてしまう音』らしいです。

そして、後で診療明細書を見ると、12回撮影したことが記載されていました。

ちなみにこの日の会計は、4000円弱でした。(思ったよりは安かったけど、でも健康人間の人なら掛からない出費だよなぁ)

つづく〜。

町の歯医者さんの紹介状を手に、総合病院の口腔外科に行ってきました。

コロナ渦(この言い方まだするっけ?)なので、入り口で看護師さんによる検温とアルコール消毒がありました。

アトピーを理由にアルコール消毒をお断りし、総合受付へ。(前に美容室でアルコール消毒をした時、物凄く滲みたことがありました。指の付け根に小さな傷があったのかもしれない)

診察券を作り、歯科口腔外科へ。

口腔外科の待合室でアンケート(カルテ?)を書く。

そして、新患・予約無しのわりに早く呼ばれました。

総合病院なので大掛かりな診察室なのかと期待←?していましたが、診察室は町の歯医者さんと特に変わらず。(違うのは、ここではそれぞれの診察台にお医者さんが付いていることぐらい)

診察台に座る。

目の前に小さな窓があり、少し癒されました。空が青かったです。

中年より少し若い?先生が登場。

これこれこういう経緯で、右下の親知らずを抜いてほしいんです、と伝えました。

しかし、

「左下の膿なのですが、エナメル上皮腫という病気と思われます。CTを撮りに行ってください」と言われました。

・・・?(´・з・) 

なにそれ・・・? 俺は親知らずを抜いてもらいにきただけなんだけど・・・。

CTを撮りに行きました。(人生初のCT検査はすぐに終わりました。手術着?のようなものを着て、横になって、筒に入っていってすぐに終わった気がします)

診察室に戻り、そのCT画像を見ながら説明を受けました。
検査結果を見てみないと分からないが、エナメル上皮腫の可能性が高いですと。

「エナメル上皮腫は、ほとんどが良性です」と先生は言いました。

でもそれじゃあ、そのほとんどに入らない場合はガンってこと・・・?

自分は身体の弱い星に生まれてしまったとずっと思っていましたが、さすがに口の中に腫瘍ができるとは思っていなかったので、落ち込みました。

(痛みや違和感、腫れなどはないですし、そもそも口の中に腫瘍ができるなんて知らなかった

です。それに医療ドラマで単語は耳にしますが、腫瘍ってなに?というレベルです)

家族にはこれ以上心配させたら申し訳ないと思い、「なんか膿があるらしくて、組織を取ってみないとはっきりとは分からないらしくて。だから今度、組織を取るんだって〜」

と軽く伝えました。

そして、自分でネットでエナメル上皮腫について調べる日々が始まりました。

ガーゼの交換がすごく痛いらしい・・・。

歯を5本も抜いた、腰骨を移植した。義歯にした。再発した・・・。

調べるのがしんどくなってきました。

つづく


*CTの前にレントゲンも撮りました。ですが、先生に最初にエナメル上皮腫と言われた時の前か後だったかは忘れてしまいました。突然腫瘍があると言われて、ショックであんまり覚えていなかったんだと思います。

家族も参加が必要な、白内障の合同説明会。

10組ぐらいいただろうか。(ご年配の方がほとんど)

開始前に薬剤師さんに、普段使っている薬と薬手帳を提出した。

「薬を飲んで痒くなったこととかありますか?」と聞かれたので、

「親知らずを抜いた後に使った、うがい薬のポビドンヨード・・・。他の原因だったかもしれないですけど、うがいした夜に顔が痒くなりました」と伝えた。

先生に伝えときますと薬剤師さん。

開始。

看護師さんとお医者さんによる、白内障と白内障手術の説明。

(案の定、スライドの文字はよく見えず。ただ、説明内容は配布された紙と同じようだったので特に問題なし)
その場で同意書か承諾書?に署名して提出。

次に看護師さんによる、入院と術後の過ごし方の説明。

薬を返される。(薬は入院する時にも持ってきてくださいと言われる)

おしまい。

その後、個人的に気になっている事を受付の人に聞いた。

「アトピーで毎日顔にも塗り薬を使っているのですけど、術後は目の周りにも塗っていいのでしょうか?」

看護師さん「先生曰く、なるべく目の周りは使わないでください」

そしてもう1つ、

「普段外側にいってしまっている黒目を、真ん中にキープしておく練習とかコツはありますか?」

看護師さん「先生曰く、光源の方を見て頂いていれば大丈夫だと思います。こちらも指示を出せますので。」

そして、「手術には他の先生もいますし、経験豊富なので大丈夫ですよ」と。

その光源の方向が、どこか分からない気がして心配なんです、と思っているんだけどなぁ(;^_^A

会計。

院外薬局に行き、処方された目薬(ガチプロ点眼薬・両眼分)を入手。

帰り、役所に行き『限度額適用認定書』をもらう。(300円ぐらい掛かるかなと思ったが無料だった)


ーーーーーーーメモーーーーーーーーー

・手術1週間前から、一日4回の目薬。

・手術2週間前から、体温などの健康管理シートを書くようにと。(コロナ対策。家族も体温計ってくださいと)

・承諾書に印鑑を押して、入院日に持って来るように。

・手術開始時間は、入院するまで分かりません。

・手術中、くしゃみをしたくなったり気になったことがあったら先生に声で伝えてください。

・手術の翌日、8時半に診察をし、問題がなかれば10時ぐらいは退院

・そして手術の1週間後に診察。

・眼鏡作成は1ヶ月から2ヶ月後に。

・手術の時にも着用していく前開きのパジャマを用意してください(病院でレンタルすることも可能です)

・履き物は、スリッパやクロックスは転びやすいのでNG  学校の上履きみたいなのが良いでしょう。

・「術後、振動が目に悪いので、電気シェーバーは使ってはいけません」←知らなかった!不便だ!T字カミソリなんてしばらく使っていない!

・「水中眼鏡を使えばシャワーやお風呂入れるんじゃない?という患者さんいますが、水中眼鏡は目を強く圧迫するので、絶対に使わないでください」←これは自分も少し考えた(;^_^A

・目薬を上手く差せない人は、らくらく点眼(500円ぐらい?)というアイテムがあります。

・マスクを日数分持ってきてください。

*ちょっと気になったこと*

眼帯やテープ?を、院内のコンビニで買って下さいと看護師さんは説明したのだけど、わざわざ患者一人一人がコンビニで買わなくても、入院する時に渡してくれればよいのにと思った。(その分のお金は合算して最後請求すればいいのに)

あと、目薬は院内処方でも良いのでは?院内処方と院外処方の分け方が謎!

おしまい〜。

ずっと通っていた、B歯科医院。

今年の春頃に、右下の親知らずの虫歯を治療してもらった。

8月、その親知らずがまた少し気になってB歯科医院に行く。

その時はとりあえず、抗生剤?などの飲み薬を出され、これ飲んでも落ち着かなければ次の治療をしましょうと。

親知らずだし、もう抜いてもらおうかなぁと考えた。

ただ、このB歯科は家から少し遠い。そして先生は良い人だが設備などが新しそうではない。

僕は怖がり痛がり心配性なので、親知らずを抜くなら設備の整ったところでやってほしいと思った。

そして、家の近所で評判の良い歯医者さんを探した。

*探し方は、Google検索をしてGoogleの地図と一緒に出てくるお店レビュー。

レビューの良かったA歯科医院をWeb予約をして行く。

玄関・待合室・診察室、どれも綺麗で清潔感がある。新しそうな診察台。そして、優しそうな歯医者さん。

これこれこういう経緯で、右下の親知らずを抜いてほしいんです、と伝える。

まずは、レントゲン検査。

「親知らず、うちではちょっと抜くのは難しい感じです(根がしっかりしているらしい)。総合病院の口腔外科でやってもらった方が良いですね。紹介状書きます」

確かに、親知らずの生え方によっては大学病院などで抜いてもらうというのは聞いたことがある。

「あと、この左下の膿が、少〜し気になりますね」

膿(うみ)?

レントゲン画像を見ると、確かに左下の歯の下と顎の間に、黒い丸のようなものがある・・・。

つづく