Q.高3女子です。入浴後保湿乳液を体中にしっかり塗っているにもかかわらず、数時間すると肌一面皮がむけて大変なことになってしまいます。もともと首からしたは乾燥肌で、冬はもちろん夏でもほぼ毎日欠かさず保湿しています。ですが、最近前にも増して保湿しても乾燥がひどくなってきているように思います。野球応援の次の日、顔に急に大量のニキビができてしまいました。今でも治っていません。私は普段、学校の授業など以外ではほとんど外に出ません。
紫外線に弱いんでしょうか?


保湿乳液を、しっかり塗っているのが

乾燥肌を作っています。

 

さらに、ボディソープを使っていると、

乾燥しまくりです。

 

乾燥肌は、自分で作っているのです。


油分の入っている物で保湿をすれば、

するほど乾燥します。

理由は、油の入っている物には、

水と油を乳化させるのに合成界面

活性剤が、必ず入っています。

この合成界面活性剤は、

アトピーの60%の原因になっている
といわれるバリア層を壊し

肌の水分を蒸発させ乾燥させる成分です。

 

バリア層が壊れると角質層に水分が

保持できないため、肌は乾燥します。
 

ですから、入浴後保湿乳液を体中に

しっかり塗っている間は、体の乾燥は

改善されないでしょうね。

うるおいは、肌から皮脂という成分が

分泌されています。
肌に水分が保持されていないと、

この皮脂といううるおい成分が
でないのです。

乾燥をふせぐには、角質層に水分を

保持することです。

ハリと透明感のある肌は、角質層に水分が

20%程度保持されている状態です。

 

この状態が保たれていれば、冬の乾燥期

にも肌荒れを起こすことはありません。
 

応援野球の翌日に、ニキビができるのは、
暑い炎天下で応援していると、水分の蒸発が

多くなり、肌は乾燥しますので、過剰に皮脂が

分泌されるため、ニキビができやすくなります。