Q.皮フ科で処方された薬を塗っていても、ニキビが一向に治らないのはなぜでしょうか?ほっぺに新しいのが増えたり、副作用が出るだけでデメリットしか感じません。
これを我慢すれば自然と綺麗になくなっていくのでしょうか。また、跡は消えませんよね?現在、べピオゲルを使っています。
べピオゲルは、抗生物質です。
抗生物質は、ニキビは治せません。
- 抗生物質でニキビが治らない理由
1.抗生物質は、肌を守っている菌も
アクネキンも同時に死滅しますから、
肌が弱くなり、余計にニキビが出来やすく
なります。
2抗生物質は、肌の菌だけ死滅するだけ
でなく、内蔵の免疫機能の70%を担うという
腸の善玉菌も死滅させてしまいますので、
腸の蠕動運動が低下して、老廃物を
押し出す力が弱くなります。
この老廃物を排泄するには
第二の排泄器官である皮膚に
浮上するしかないのです。
3.抗生物質は、耐性菌ができてしまうため、
長期間使うことができません。
耐性菌ができてしまうと、たの臓器にも
影響が現れてきます。
- ニキビの原因
肌のバリア機能が低下している
皮脂が多い
角質が硬い
です。
この状態だと、すぐにアクネ菌が増殖
していしまいます。
要は、上の3つの状態が解消されないかぎり、
ニキビが何度も繰り返されます。
抗生物質は、肌の状態を改善する作用
まではないので、ニキビ肌を改善するまでの
効果はありません。
薬は、原因治療ではなく、あくまでも対症療法に
過ぎません。原因治療をしない限り、ニキビは
治らないでしょうね。