額縮小と額挙上を
同時に行うメリットとは?
単独手術の限界と併用の必要性
額のお悩みでクリニックを受診すると、多くの場合で額縮小か額挙上のどちらか一方のみを提案されます。
しかし実際には双方の課題を同時に抱えているケースも少なくありません。
額の広さに加えて加齢によるたるみが生じている場合、片方の手術だけでは期待するような変化を得ることが難しいためです。
単独の手術では仕上がりに物足りなさを感じ、最終的に追加の手術を検討される方も多く見受けられます。
だからこそ最初から的確な診断を通じて複合手術の必要性を正しく把握し、適切な計画を立てることが大切です。
今回は額縮小と額挙上を併用すべき理由と、単独手術における限界について詳しく解説していきます。
単独手術の限界点を理解する
額の手術を検討する際は、まずご自身の額の状態を正確に把握することが大切です。
単に額が広いだけなのか、たるみが生じているのか、あるいはその両方が重なっているのかを慎重に見極める必要があります。

20代から30代前半の方であれば、額の広さだけがお悩みである場合が多い傾向にあります。
肌の弾力が保たれておりたるみもほとんど見られないため、額の面積の広さによって顔が長く見えてしまうことが主な課題です。
このようなケースでは、額縮小のみでも十分に納得のいく結果を期待できます。
一方で額が広くない方でも、年齢を重ねるにつれてたるみだけが問題になるケースがあります。
額の広さ自体は適正であっても組織が下垂することで眉の位置が下がり、眉間のシワが深くなっている状態です。
このような場合には、額挙上を行うだけで十分な改善が見込めます。

課題となるのはこれら二つの症状が複合的に現れるケースです。
もともと額が広かった方が加齢によってたるみも生じるようになった場合、額縮小だけではたるみが解消されず、逆に額挙上だけでは額の広さが改善されないままとなってしまいます。
特に40代以降の方には、こうした複合的なお悩みを持つ方が多く見受けられます。
単独手術の限界は一つの悩みしか解決できない点にあります。
二つの課題を抱えている状態で片方だけを改善すると、残されたもう一つの問題がかえって目立ってしまう可能性があるためです。
額を縮小しても組織のたるみのせいで疲れた印象を与えたり、額を挙上しても額が広いままで顔全体の比率が不自然に見えてしまったりすることもあります。
額縮小だけを行った場合に残る課題
額が広く、同時にたるみもある状態で額縮小のみを行うとどのようになるのでしょうか。
手術によって額の面積は確かに狭くなりますが、それでは解決しきれない部分が残ってしまいます。

1つ目は、下がった眉の位置についてです。
額縮小はヘアラインを下げることで額の面積を狭くする手術であり、下垂した眉を引き上げる効果までは持ち合わせていません。
そのため術後も眉は低い位置に留まったままとなり、まぶたの重みなどの症状を改善することは困難です。
2つ目は、眉間のシワについてです。
額のたるみによって生じた眉間の縦ジワは、額の縦幅を狭くしたからといって改善されるわけではありません。
むしろ額の面積が狭まることで、かえってシワが密集して見えてしまう可能性もあります。

3つ目は、顔全体の印象についてです。
額の面積は狭くなりますが、たるんだ組織の影響により疲れたような印象や老けて見えるといった課題は残ってしまいます。
額のラインが整ったとしても目元の重さや下がった眉が解消されない限り、全体的な改善効果は限定的なものに留まります。
4つ目は、長期的な変化についてです。
額縮小の手術を受けた後も老化の進行を止めることはできません。
たるみを改善しないまま年月が経過すると、再び額や眉が下垂し手術で得られた効果が十分に持続しなくなる可能性があります。
その結果、数年後に改めて額挙上の追加を検討せざるを得なくなるケースも多く見受けられます。
額挙上のみを行った場合に物足りなさを感じる点
反対に額が広くたるみも気になる状態で額挙上のみを行った場合はどうでしょうか。
この場合たるみ自体は改善されますが、額の広さに対する不満は解消されずそのまま残ってしまいます。

1つ目は、顔の比率の不均衡です。
額挙上によって眉の位置が上がり眉間のシワが改善されることで明るい印象にはなりますが、額の広さゆえに顔が長く見えてしまいます。
特に額・中顔面・下顔面の比率を考慮した際、額の占める面積が大きいままだと全体的な調和を保つことが難しくなる場合があります。
2つ目は、ヘアラインと額の間隔です。
額挙上は組織を上方に引き上げる手術のため、額そのものの縦幅が狭くなるわけではありません。
そのためヘアラインから眉までの距離は依然として遠く、額が広いという根本的な悩みは解消されないままとなってしまいます。
3つ目は、心理的な満足度についてです。
手術によってたるみは改善され印象は若々しくなりますが、本来の悩みである額の広さが解消されないままでは十分な満足感を得るのが難しくなります。
「印象は良くなったけれど、やはり額が広く見える」といった物足りなさを感じてしまうためです。
安全な複合手術のためのシステム
額縮小と額挙上を同時に行う複合手術には、それぞれを単独で行う場合よりもさらに緻密な計画と体系的なシステムが求められます。
手術前の段階において重要となるのは的確な診断です。
額の広さやたるみの程度、肌の弾力、年齢、そして顔全体の比率などを総合的に分析し、複合手術が必要か、あるいは単独の手術で十分な改善が見込めるのかを慎重に見極めます。

エートップ美容整形外科のクォン・ジュンソン院長は、長年にわたる額の手術経験をもとに患者様一人ひとりの状態を綿密に分析します。
無理に複合手術を勧めるのではなく、本当に必要な場合にのみご提案することを大切にしています。
額縮小のみで十分であれば縮小を、額挙上だけで改善が見込めるのであればリフトアップをお勧めするのが当院の原則です。

複合手術は手術時間が長くなり剥離範囲も広がるため、より徹底した安全管理が求められます。
FULL HD内視鏡を活用して額の内部をリアルタイムで確認しながら神経や血管を保護し、出血を抑えつつ的確な剥離と固定が行われるよう執刀します。

手術後は一人ひとりに合わせたリカバリープログラムを通じて回復をサポートします。
複合手術は単独の手術に比べて腫れや内出血が少し長引く傾向にありますが、体系的な管理体制を整えることでスムーズなダウンタイムを後押しします。
また定期的な経過観察を通じて縫合部位の状態を細かく確認し、万一の際にも迅速に対応できる体制を構築しています。
額縮小と額挙上の併用は、単に二つの手術を一度に行うことだけが目的ではありません。
二つの課題を調和させながら改善へと導き、より自然でご納得いただける仕上がりを目指すためのアプローチなのです。
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