中顔面縮小手術で変化する
フェイスラインの実際
加齢にともない中顔面がたるんで頬の肉が下がることで、疲れて老けたような印象を与えてしまいがちです。
中顔面は顔全体の印象を左右する重要な部位であるため、この部分のたるみを整えることが若々しさを保つためのポイントとなります。
今回は、中顔面縮小手術によってフェイスラインがどのように変化するのかを、実際の事例を通じて詳しく見ていきます。
中顔面縮小手術、なぜキツネリフトが効果的?

中顔面縮小手術の代表的な方法であるキツネリフトはミニ切開リフトの一種で、ヘアライン内側をわずかに切開してリフトアップ効果を作り出す手術です。
従来のフェイスリフトのように顔全体を切開することなく、中顔面に特化して効果的にたるみの改善を目指します。
中顔面がたるむ根本的な原因は、皮膚表面だけでなくその下のSMAS層と呼ばれる筋膜層が一緒に下がってしまうことにあります。
キツネリフトはこのSMAS層を直接引き上げて固定することで、たるんだ中顔面を整えつつ立体的なフェイスラインを形作ります。
単純に皮膚だけを引き上げる施術とは異なり、SMAS層まで同時に引き上げることで安定した状態を維持しやすくなります。

キツネリフトの大きな特徴は、SMAS層と皮膚を2重に引き上げて固定するという点です。
もみあげの内側を1.5~2.5cmほど切開するため傷跡が目立ちにくく、中顔面やフェイスラインの改善に特に適しています。
ヘアライン内側の限定的な切開で行われるため、ダウンタイムが比較的短く、日常生活へ早期に復帰しやすい利点もあります。

手術は体系的な3つのステップで進められます。
まずヘアライン内側のもみあげ付近を切開し、SMAS層を直接引き上げて固定します。
続いてたるんだ皮膚も同時にリフトアップし、最後にヘアラインに沿って丁寧に縫合することで傷跡を目立ちにくく仕上げます。
こうした段階的なプロセスを経て、頬のたるみやほうれい線を自然に整え、すっきりとしたフェイスラインを目指します。
たるみの度合いに応じたタイプ選択基準
中顔面縮小手術では、個々のたるみの状態に合わせて「Type1」と「Type2」のいずれかを選択します。
顔の状態は人によって千差万別であるため、たるみの度合いや位置を的確に把握し、ご自身に適したタイプを選ぶことが大切です。

Type1は中顔面や下顔面のたるみが軽度な場合に適した方法です。
SMAS層を中心にリフトアップを行うことで、軽度のたるみを自然に改善します。30代後半から40代前半の、たるみが本格的に気になり始める時期によく選ばれているタイプです。
頬のラインがぼやけ始めたものの、まだ大きな進行は見られない段階であればType1が検討材料となります。
Type1の長所は、ダウンタイムが比較的短く日常生活へ復帰しやすい点です。
SMAS層を重点的に引き上げることで組織の損傷を抑えられるため、術後の腫れや内出血も比較的穏やかになります。
維持期間の目安は3〜5年ほどとされており、自然な若々しさを維持したい方に適していますす。

一方でType2は、中顔面と下顔面の両方にたるみが進行している場合に適しています。
ほうれい線が深く刻まれ頬のたるみが目立つほか、皮膚の弾力が低下している状態に向いています。
主に40代後半以降の方やエイジングサインがはっきりと現れている場合に推奨される方法です。
Type2はSMAS層と皮膚層の両方を4重にリフトアップして、より確かな変化をもたらします。
皮膚の剥離範囲が広く固定強度も高いため、進行したたるみの改善にも適しています。
効果は平均して5〜7年以上持続するとされており、長期的な満足感を得やすい点が特徴です。

実際の前後比較を見ると、両タイプともはっきりとした変化を実感いただけます。
術後3ヶ月が経過する頃にはフェイスラインが整い、頬のたるみが引き上がることで顔の輪郭が全体的に鮮明になります。
Type1は自然な仕上がりが特徴で、Type2はよりしっかりとした変化が期待できます。
どちらのタイプでも、不自然さを抑えつつ中顔面縮小の効果を引き出すことが重要なポイントです。
タイプの選択は単に年齢だけで決まるわけではありません。一人ひとりの肌の弾力やたるみの位置、顔の骨格構造などを総合的に考慮する必要があります。
同じ年齢でも肌の状態によって適したタイプは異なるため、医師による的確な診断を通じて判断することが大切です。
顔の脂肪吸引の併用が必要なケース
中顔面縮小手術のみでも十分な結果が得られる一方、顔の脂肪吸引を組み合わせることでより納得のいく仕上がりを目指せる場合があります。
中顔面のたるみに加えて脂肪の蓄積による二重あごが気になる場合や頬の脂肪が多く皮膚の弾力が低下しているケース、さらにフェイスラインをシャープに整えたい時などがこれに該当します。

顔の脂肪吸引は、3D-CTを用いて顔の皮下脂肪の分布を的確に捉えた上で行われます。
触診だけでは脂肪の正確な位置や量を判断しにくいため、3D-CT検査を通じて綿密な手術計画を立てることが安全性の向上に繋がります。

特にLSSA機器を用いることでより細やかな吸引が可能となります。
0.9mmの極細チップで顔の脂肪のみをなめらかに吸引し、脂肪量や筋肉の位置、皮膚の弾力を総合的に考慮しながら施術を進めます。
出血や腫れ、痛みなどの負担が比較的少なく、回復がスムーズな点が長所です。

注射針と同等の0.9mmという極細ニードルを用いるため、傷跡が目立ちにくいのも利点です。
この細いニードルで丁寧に脂肪を吸引することで出血のリスクを抑え、すっきりとしたフェイスラインへと整えます。

中顔面縮小手術と顔の脂肪吸引を組み合わせることで、たるみの改善とボリュームダウンの効果を同時に得ることが期待できます。
実際の手術前後を比較してもフェイスラインが整い、顔全体の輪郭が引き締まった様子が見て取れます。
単にたるんだ皮膚を引き上げるだけでなく、不要な脂肪を取り除くことで、よりバランスの取れたフェイスラインを追求することが可能です。
エートップの安全な手術システム
エートップ美容整形外科では、中顔面縮小手術を行うにあたって仕上がりの質を高めるために綿密な計画を立てています。
手術前には3D-CT検査を実施して顔の内部構造を立体的に分析し、たるみの度合いだけでなく脂肪の分布や骨格、皮膚の弾力までを総合的に考慮します。

このような精密検査をベースに、キツネリフトだけが必要なのか、あるいは顔の脂肪吸引を併用すべきなのかを客観的に判断します。
顔の構造やたるみの状態は人によって異なるため、画一的なアプローチではなく、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの手術計画を立てることを基本原則としています。

手術においては形成外科専門医が全行程に責任を持ちます。
カウンセリングを担当した医師が手術から術後の経過確認まで一貫して行うため、細かな状態の変化も的確に把握することが可能です。
手術中はSMAS層の固定位置や角度、強度を患者様の顔の構造に合わせて調節します。
マニュアル通りに進めるのではなく、一人ひとりの特性を反映して適切なアプローチを行います。代理手術は行わず、誠実な診療を行うことが当院の基本方針です。

手術後には、段階に応じたオーダーメイドの管理プログラムを提供いたします。
中顔面縮小手術は顔の重要な神経や血管が通る部位を扱うため、回復過程における細やかな経過観察が欠かせません。
当院では、患者様が不安や疑問を感じた際にいつでも相談できる体制を整えています。
エートップでは、患者様が長期的に満足できる仕上がりを目指して日々研鑽を積んでいます。
手術後の満足感に繋がるのは技術力だけでなく、患者様一人ひとりに寄り添う誠意ある対応だと信じています。
中顔面縮小手術を検討される際は、技術面に加えてアフターケア体制やクリニックの理念まで入念に確認することをお勧めします。
丁寧なカウンセリングを通じて最適な方法を見つけ、信頼できる環境で安全に手術を受けられることを願っております。
▼お問い合わせ・ご予約は公式ラインへ✉
