中年の下眼瞼手術、目の下のシワと脂肪除去に対する医師の説明 | 【公式】エートップ美容整形外科

 

こんにちは。エートップ美容整形外科

形成外科専門医クォン・ジュンソンです。

 

年を取るにつれて、顔にはさまざまな変化が現れます。その中で一番気になるのが目元のシワや目の下のボコッと飛び出た脂肪かと思います。今日はこのような問題を解決できる下眼瞼手術について、手術前後の写真を比較しながらご説明したいと思います。

 

下眼瞼手術は目の下のたるんだ皮膚、シワ、飛び出た脂肪を改善する手術で、中高年層では上眼瞼手術とともに最も多く行われている目整形の一つです。手術部位は目の下のみですが、手術後は顔全体の印象が改善され、若く見える効果があります。

 

個々人の皮膚の状態、老化の程度によって下眼瞼手術方法が異なります。肌のたるみや脂肪の突出がひどくなく前頬のボリュームが適切な場合、下眼瞼手術で突出した目の下の脂肪を再配置し、たるんだ皮膚を取り除きます。

 

写真のように目の下の脂肪の突出が酷く、老化によって前頬が垂れており、前頬のボリュームが足りない場合は、手術時に中顔面挙上(soof lift)を同時に行って前頬のボリュームを補強しなければなりません。

 

SOOFはsuborbicularis oculifatの略で、眼輪筋(orbicularis oculimuscle)より深い層にある深部脂肪です。

 

年を取るにつれて顔の脂肪のボリュームが減少したるみが生じます。中顔面挙上(soof lift)は、下眼瞼手術を行う際に下側の剥離をより広く行い、深い層にあるSOOF組織を上に引っ張って固定する手術です。結果的に前頬のボリュームが満たされ、 前頬のハイライトが上がることで、目の下だけでなく中顔面が全体的に若返る効果があります。

 

 

実際の下眼瞼手術の患者事例を例を挙げて説明します。

60代女性の患者様で、目の下のボコッと突出している脂肪を改善するために来院されました。目の下の脂肪が突出していて、ゴルゴライン下部が強く出ています。 肌には小じわが多いです。45度の角度から見ると、突き出た目の下の脂肪のさらに下はボリュームが足りず、だいぶ窪んでいます。そのため、下眼瞼手術(目の下脂肪再配置+皮膚切除)+中顔面挙上(soof lift)+外眼角固定を行いました。外眼角固定は、皮膚と眼輪筋を引っ張って外眼角部位に固定する施術で、筋肉を引っ張って固定するのでまぶたがひっくり返るのを防ぎ、小じわ改善効果もあります。

 

下眼瞼手術後1ヵ月、変化した姿を見ると目の下のボコッと飛び出ていた脂肪とゴルゴラインが平らに改善されました。手術前は涙袋が全くありませんでしたが、目の下の脂肪が整ったことで涙袋も自然にでてきました。皮膚と眼輪筋を引っ張り外眼角にしっかり固定しているため、眼瞼外反が全くなく眼瞼縁(lid margin)がしっかり保たれています。

 

45度の角度から見ると、突出した目の下の脂肪とゴルゴラインがきれいに整理され、中顔面挙上(soof lift)で前頬が全体的にリフトアップして前頬のボリュームが自然に増えました。目の下のシワも減り、ボリュームが満たされ、手術前に比べてはるかに生き生きとしていて若く見えます。

 

 

 

下眼瞼手術は目の下を改善する手術ですが、手術後、顔全体の印象が改善される効果のある費用対効果の高いアンチエイジング手術です。下眼瞼手術は個々人の皮膚の状態、老化の程度、輪郭によって手術方法が微細に異なります。手術方法によって手術結果が変わることががあるため満足度の高い結果を望まれるのであれば、まずは形成外科専門医のカウンセリングを受けてみてください。