入浴の目的は「汚れを落とすこと」だけではない | 子肌育Blog アトピーに負けない生活。

子肌育Blog アトピーに負けない生活。

子どものアトピー性皮膚炎治療、スキンケアなどについての正しい知識を、わかりやすくまとめています。

入浴の目的は「汚れを落とすこと」だけではない


こんにちは。橋本です。


さてさて。


最近は、日に日に寒さが深まり、いよいよ本格的な冬を待つ季節となってきました。


かろうじて、今は秋。


でも、ぐっと冷え込む冬は、予告もなく一気に来るものですよね。


そうすると、空気の乾燥も進み、いよいよ、お肌のコンディションにとって、大敵な季節に突入していきます。


「乾燥対策は、なにをしたらいいんですかー?」


と聞かれることも多くなるんですが、今日はいろいろある対策の中で、ひとつお話します。


乾燥対策のひとつ。


それは、「1日2回、お風呂に入ること」です。


「冬も、1日2回、お風呂に入ってくださいね」というと、「汗もかかないのに、2回も入る必要はないでしょ」という人がいます。


たしかに、その通りです。


冬に汗だくになってたら、「なにをしたら、そうなるの?」っていう話になりますからね。


汗をかいてないのなら、汗を流すために、1日2回もお風呂に入る必要はありません。当然です。


しかし、汗をかかなくても入浴する目的は、2つあります。


1つは、汚れを落とすこと。


冬は、厚着をするため、服の繊維から出る「ほこり」が体に付きます。


こういった汚れを落としたいわけですね。


でも、冬と夏とで、「どちらが体が汚れるか?」でいったら、圧倒的に夏ですよね。


そういった意味では、「汚れを落とす」という入浴の目的は、夏のほうが大きいように思います。


ですが。


入浴には、もう1つ目的があります。


それは、「肌をうるおすこと」です。


シャワーを浴びたり、お風呂につかったりすることで、皮膚は水分を吸収をします。


入浴前と入浴後の、「肌の水分量」を比べると、およそ2倍にもなります。


しかし、お風呂から出て15分後には入浴前の水分量に戻り、30分後にもなると、もっと乾燥してきます。


そうならないためにも、お風呂からあがったら、すぐに保湿剤を塗ります。


目標は、3分以内です。


シャワーを浴びて皮膚を潤す


「お風呂あがりは、まず化粧水で肌をうるおします」という人もいますが、これはナンセンスです。


化粧水をつけてから、さらに乳液や保湿剤で保湿する。


一見、手間をかけているので、ていねいなスキンケアのように思えますよね。


残念ながら、現実は違います。


お風呂から出た時点で、肌はじゅうぶん、うるおっています。


じゅうぶんというより、お風呂から出た直後がいちばん、肌は水分を含んでいます。


化粧水をつけても、水分の蒸発を止める力はありません。


いっしょうけんめい化粧水をつけているあいだにも、肌の水分は蒸発していきます。


それなら、「肌がうるおっているうちに、早く保湿剤を塗ってあげたほうがいい」というわけです。


1日2回、シャワーを浴びたり、お風呂に入ったりして、体をうるおす。


毎回、お風呂につかる必要はありません。できる範囲で十分です。


お風呂からあがったら、すぐに保湿剤を塗る。


冬には、こういうことが、大きな「乾燥対策」にもなります。


高級な化粧水を使うよりも。


ただし、肌の皮脂を落とし過ぎないように、石けんの使用は1日1回。夜だけにしたほうが無難です。


皮脂を落としすぎると、それが肌を乾燥させる原因になります。


冬でも、1日2回の入浴。


入浴の目的は「汚れを落とすこと」だけでは、ありません。


「汚れてない=シャワー、お風呂の回数を減らす」は、スキンケアにとってマイナスなんですね。