今日は上の娘の赤ちゃんのときの話。
下に当時の写真があるので注意してくださいね。
上の娘は生後2~3ヵ月の頃からアトピーがひどかったです。
顔のみならず全身、真っ赤で浸出液がテラテラと光り、皮がボロボロと剥けていました。
見ていられなくて、でもステロイドも使いたくなくて、全身チュビファーストという筒状の包帯でぐるぐる巻き。
それでも一生懸命脱ごうとするのでガムテープで脱げない程度にゆるくとめたり。。
これを書いてて罪悪感でいっぱいになります。
まるで拷問してるかのような見た目でした。
朝からお風呂に入れてみたり止めてみたり、
非ステ薬もいくつか使い分けてみたり、
手袋させたりしなかったり・・
毎日毎日、落屑だらけ血だらけの布団を洗濯して掃除機かけて・・
実父には、ひどすぎるから薬を使えと言われ喧嘩して、初めての育児で寝不足できついのに実家にも帰ることができず辛かったです。
当時は私はごく一般的な栄養バランスに気を付けた食事をしていました。
でもあまりにもひどいので、食物アレルギーを疑って単品で除去してみたり。
母乳をやめてみたらとも言われましたが、もし止めてミルクが合わなかったら、母乳に戻ることはできないのが怖くて、頑なにミルクにはしませんでした。
7~8ヶ月の頃、体重もなかなか増えず、ついには大学病院を紹介され、そこでの血液検査で食物アレルギーがわかりました。
卵、乳、小麦は数値が振り切れており、その他豚肉やイチゴがありました。
どおりで単品で除去しても意味がなかったわけだと思いつつも、これだけあれば除去しきれたかどうかはわかりません。
医者には母親の除去は必要ないと言われたので、基本的にはそのままでした。
1才頃になって、少しずつよくなってきました。
特に何をしたでもなく、自然と。
離乳食を食べていたので断乳すればもっとよくなるのかなと迷い始めました。
1才1ヵ月で断乳しました。
断乳したからといって、よくなったわけではありませんでした。
湿疹は少しずつ減っていき、1才半~2才にかけて湿疹はきれいになくなりました。
今でも肌は弱いようで、汗疹は早々とでてくるし、肌の衛生管理には余念がありません。
アトピーと言っていいものか悩む程度ですが、膝裏をチョコチョコ掻いてます。
荒れ出したらサトウザルベ軟膏を塗って乾かすようにすれば今の時期はひきます。
でもときどき悪化してしまうのでステロイド使います。
赤ちゃんのときはこまめなケアでステロイドを使わずにすみましたが、幼稚園に行き出してマメにするのが難しくなったとき、
オムツがなかなか外れなかった娘は小股に汗疹ができて泣き叫び、手足の自由がきくので掻かないということができず皮がめくれ、私がノイローゼになりそうだったのでステロイドを使いました。
赤ちゃんのときと違って、完全に支配することができないので結果的に使わざるをえなかったと思います。
2才で喘息の診断を受け、発作をこじらせ入院したとき点滴ステロイドを打っていたことも大きかったです。
生死に関わるのでステロイドを拒否はできませんでした。
アナフィラキシーショックを起こしたときなども問答無用で点滴ステロイドです。
今は定期的に使わずに済んでるので、せめてこの状態から悪化しなければいいなと思います。
2才頃になってキレイになったのは、私は消化能力が成長によって上がったからと思っています。
後になって、赤ちゃんのアトピーは成長で消化器官が丈夫になれば1才3ヵ月~1才半ぐらいには治るとネットで見ました。
うちの場合はその通りでした。
今は必要に迫られたときにステロイドを使っていますが、乳児期にステロイドを使わなかったことを後悔していません。
あのときに使っていれば全身なので使用量がすごい量になったと思いますし、ほぼ完全に母親の意思で支配できる唯一の時期であったと思います。
しかしながら人におすすめはできません。
痒いのに掻けないようにされて、それを訴えることもできなかった娘に、私はものすごいストレスをかけていたのかもしれません。
成長になんらかの障害が残らないかと今でも不安があります。
現に言葉が遅くて、身内にそういう人がいることもあり発達障害を少し疑っています。
何がよくて悪いのか今でもわかりません。
でも絶対とは言いません、できるだけ母親が後悔しない選択をするべきかなとは思います。
母親は子どもの些細なことを自分のせいにしがちだと思うからです。
といっても、母親が必死なあまり、ひとつの治療法に執着しすぎることもあると思います。
やっぱりどうしたらいいかわかりませんね・・
あまり参考になりませんが、私の経験談でした。
下に写真はりますね。
一番ひどいころの写真で、2枚目は風邪をひいているときでアトピーはちょっとよくなって乾いた湿疹です。