【片付けができない子ども どうすればいいの?】

 

からの続きです。

 

 

 

 

 

 

今回は親側マインドセット編です。

 

 

 

 

 

まず最初に、

 

親としてやっていただきたいことがあります。

 

 

それは、

 

 

この子は片づけ遺伝子がないから

片づけができないんだ」ということを

 

 

受け入れる

 

 

ということです。

 

 

「受け入れる」って言っても、

難しい。

 

というのは、

わかります。

 

受け入れられないから、

イライラするし、

 

何とかしてよ!

 

 

言ったでしょ!!

 

って怒りたくもなる。

 

 

 

 

わかるのですが、

 

 

 

「なんで何回言ってもできないのむかっ

 

「毎日同じことを言われて、

何回同じこと言わせるのむかっ

 

 

「いつになったら自分からできるようになるの!」

 

って言われても、

 

 

 

子どもの方は困っていないので、

あまり聞かないのです。

 

 

 

この場合、

子どもにとって困るのは、

 

片付いていない

ということより、

 

お母さんが怒っていることですね。

 

 


 

子どもからみると、

 

 

怒られる→しぶしぶかたづける

 

 

「怒られるのがイヤだ」

 

「またうるさく言われた」

 

 

という感情をもってしまうだけなのです。

 

 

 

 

 

いつまでたっても本当に親が願う

 

 

自分からかたづけられるようになる

 

 

ところまで達することはできないんですね。

 

 

 

 

 

むしろ、

怒られないとできないので、

 

怒られない環境になったら、

片づけなくなってしまいます。

 

 

 

それは、あなたの望みではないと思います。

 

 

 

誰も見ていないからかたづけなくていい。

 

ということではないと思います。

 

 

 

誰も見ていなくても、

自分の持ち物がいつも

「ない!ない!」

「どこ?どこいっちゃったの?」

ってならなくても大丈夫なように、

 

きちんと片づいていること。

 

片付いた部屋ですっきり暮らすこと。

 

 

を、

望んでいるのではないでしょうか。

 

 

 

 

でも願っているだけでは

子どもはそうはならないし、

 

怒ってやらせているだけでは、

怒られた時、怒られそうな時しか

 

できない子になってしまいます。


 

片づけができないのは、

親のしつけが原因ではない

ということをお伝えしましたが、

 

 

かたづけられない子には

 

親がかかわって、かたづけられるように

導いてあげないとできるようにはなりません

 

 

片付けができない。

 

そこを認めてあげる・

 

そして、

手順ややり方を教えてあげる必要があります。

 

 

 

英語がしゃべれない子に、

教えもしないで

「なんで、あなたは英語がしゃべれないの?」

って怒らないですよね。

 

 

 

片づけられない子にも

 

「なんであなたは片づけができないの?」

 

って怒っても、あまり意味がないということです。

 

 

まずはやり方を示し、

教えてあげる必要があります。

 

 

 

これを、ちょっと教えるだけでできる子と、

何度言ってもなかなか身につかない子がいます

 

 

 

それが、遺伝子の違いですね。

 

片づけ遺伝子を持っている子はちょっとやり方を

示せば、

できるようになります。

 

片づけ遺伝子のない子は、

何度教えてもすぐにはできるようになりません。

 

 

すぐにはできるようにならないんだ

 

と思って、

関わり続けてあげてください。

 

 

 

もう高学年なんだから。

とか、

中学生になったんだから。

 

 

 

と、

年齢が上がったからと言って、

できるようになるわけではありません。

 

 

 

そこを認めちゃう。

 

 

関わり続けてあげる。

 

 

 

 

一番有効なのは、

 

 

まず、

 

「できないんだ」

ということを受け入れることです。

 

 

「できないからダメ」

って、言ってませんよ!

 

 

 

 

実は、受け入れてしまうのは、

子どものためなのではなく、

自分のためなのです。

「できるはず」

「やってあたりまえ」

「できないのはいけないこと」
 

って思っているから、

できない子を見て、イライラするので。


「できないんだからしかたない」


って思ってしまうことで、イライラはなくなります。

 

 

 

「できないんだからしかたないか。」

って、なってくるんですね。

 


 

そして、

 

できない子にはできるだけ

 

低いハードルを飛ばせてあげて、

 

飛べるように導きます。

 

 

その方法を次回お伝えしますね!