今日は、

【片づけができない子ども】

についてです。

 

 

 

出したもの、出しっぱなし。

 

ぬいだもの、脱ぎっぱなし。

 

プリント、ぐしゃぐしゃのままランドセルに入りっぱなし。

 

お菓子のごみを机の上や下に置いたままま。

 

ごみをごみ箱に入れられない。分別しない。

 

机の上に教科書やらノートやら、チャレンジやら、

 

積みあがっている。

 

 

お子さんのこんな様子に

お困りではないですか?

 

 

 

何回言ってもできるようにならない、

 

 

 

 

片づけない。

 

 

 

 

 

 

 

しつけの仕方が悪いのか?

 

 

 

 

 

どうすれば、

 

片づけられる子になるのか?

 

 

悩みますよね。

 

 

 

 

個人面談でも、

 

忘れ物が多い

片づけができない

 

ことに対して

「どうしたらいいでしょうか?」

というご相談を受けることがよくあります。

 

 

 

 

そういう子はクラスで見ていても

鉛筆や消しゴムがしょっちゅう床に落ちていたり、、

配ったプリントが床に落ちていたりして、

 

片づけが苦手であることが学校で見てもわかります。

 

そういう子に対して

どうしたらいいかアドバイスをしてきた

のですが、

 

 

 

 

 

わが子が小学校一年生に入学したときに

 

 

わかったことがあります。

 

 

 

 

 

それは、

 

 

「ウチの子も片づけられない子だったんだー!」

 

 

ということです。

 

 

一年生最初の面談で、

持ち物の管理について先生から

指摘を受けました。

 

 

 

1年生になるまで、

確かに、家でモノの管理について

ガミガミ言ってしまうことがあったのですが、

 

 

 

 

面談で先生から言われたことで

 

「あ、ウチの子、重症なタイプだったんだ」

 

「こりゃガミガミ言ってもダメだ」

 

と気がつきました。

 

 

子どもなんだから、片付けが多少できないというのは、

 

まあ、いいと思います。

 

 

 

お母さんがきちんとしているタイプの方の場合、

 

子どもの片付けの様子が気になるということはあると思います。

 

しかし、

 

子どもはだれでも今魔の前のことに夢中になって、

 

そして、それを片付けてから次の動作にいくということはなく、

 

また、次の関心ごとへ気持ちが向かってしまうということはよくあることです。

 

 

 

 

でも、先生から面談で指摘されるということは、

 

これは「重症である。」

 

と、言われたことと同じです。

 

 

先生は片付けが苦手な子

誰にでも言っているわけではありません。

 

 

子どもだから、多少夢中になることがあったら

 

片づけに気が回らないことくらいわかっています。

 

 

 

相対的に見て、

 

 

クラスに2人くらいいる、

 

苦手度が高めのお子さんにだけ伝えていると思われます。

 

 

そう考えると、

学校の先生から一度も指摘を受けたことがない

というお子さんは、

 

それほど気にしなくてもいいのかもしれません。

 

 

 

 

 

わが子は

レベル高めのお片づけ苦手さん

 

であることが、

この時わかりました。

 

 

 

 

そこで、

私が考える片づけ苦手とは

 

から、

どうすればいいのかという対策まで

 

お伝えしていきたいと思います。

 

 


 

まず

【パート1】 片づけが苦手とは

から考えます。



正直に言うと、

私自身、あまり片づけは得意ではないんですね。

 

 

子どもの頃からしょっちゅう母親に

「かたづけなさい!」って怒られていました。

 

 

親が子どもに怒るっていうはよくある光景だと思うので、

かたづけでよく怒られていたのですが、

まぁ「誰でもそういうものなんだろう」と思っていました。

 

 

(ずいぶんとおおらかな考え方のできる子でしたね(笑))

 

 

 

 

しかし、

そうじゃないんだ

 

って、

小学校教師として働くようになって気づいたのです。

 

 

「子どもは誰でも片づけが苦手なんだ」

と思っていたら、

 

 

片づけができる子は

低学年でも

自分の持ち物を整理整頓するのが得意です。

 

 

逆に

苦手な子は高学年になってもやっぱり苦手。



 

その時は親のしつけなんだろうな

 

と、初めは思っていました。

 

 

だから、ちいさいうちから

親が子どもの片づけをやってあげるのではなく、

 

子どもと一緒に片づけをする習慣をつけて、

身につけさせたらいいんだと考えていたんですね。

 

 

 


 

でも、今は

その考え方は違う

と思っています。


 

 

もちろん、親が「かたづけが気持ちいいものだ」

ということを小さい頃から伝えていて、

一緒に片付けの方法を確認しながら、

 

片付けのよさを感じていたら

 

いいのは間違いないです。

 

 

ただ、

親がかたづけが得意でどんなにやっていても、

子どもは苦手な場合があります。

 

また、

親があまり細かいことを気にしないタイプでも、

 

きちんと整頓された状態を好む子もいます。

 

 

 

つまり親のしつけのせいではないのです。

 



 

私は今でもかたづけは得意じゃないんですね。

 

 

 

あまり言いたくありませんが、
 

靴下をついリビングとかで脱いで

そのままにしちゃうのが、

 

私です。

 

 

 

よく「旦那さんが靴下をその辺で脱いでそのままにしておく」

っていう主婦の愚痴を耳にすることがありますが、

 

 

 

この家でそれをやるのは、

 

私です(笑)

 

 

さすがに、主婦となって、親となって、

「私かたづけ苦手なんだよねー」って、

部屋をかたづけないわけにはいかないので、

 

それになんとかしたいとも思っているので、

子どもが小さい時、

 

あらゆるお片づけ本を読みました。


 

断捨離をはじめ、

金子由子さんの本や

カレンキングストンさんの本、

こんまりさんの本  

など。


 

なので、

私はお片づけの知識だけは豊富な

片づけ苦手さんなのです。


 

一方、

私の旦那は片づけが得意。

 

片づけ本なんて読まなくても、

「片づける」ということが

 

体に自然と身についている。

という感じです。

 

 

靴下脱ぎっぱなしもしません(笑)


 

そしてウチの子どもたち。

 

長女はすぐものがどっかにいくし、

やったものはやりっぱなし、

忘れ物も多い。

ごみも落としっぱなしです。

 

小さい時からずっとです。

 

今もです。

 

 

 

一方、

次女は自分の持ち物の管理がよくできます。

 

明日の準備、片づけ、毎日着ていく服を選んで着る。

 

ことを保育園時代から自分でよくやっています。


 

旅行から帰ってきたときに、

疲れているのに、

 

自分のリュックから持って行った服などを取り出して、

着替え予備として持って行って着なかった服を引き出しに戻し、

着た服を洗濯機へ持っていき、

 

それらの服を入れていたビニール袋をまとめて、

 

「ハイ」って私に渡しに来た時は正直ビックリしました!

 

 

つまり、

 

 

 

何がいいたいのかというと、

 

 

 

親のしつけは関係ないんだ。

 

 

 

ってことです。

 

 


 

どんなに言ってもできない長女→ママ似

たいして言わなくてもできる次女→パパ似


 

この二人の様子を見ていて思いました。


また、

学校でも、お道具箱の中が常に整理されている子は、

1年生でも6年生でもいます。

 

 

男の子だからだらしがなく、

女の子だからきちんとしている。

 

 

というのも、

全く関係ありません。

 

 

男の子でも、

きちんと整理されていている状態の好む子は、

いつも道具箱の中は整理されています。

 

そして、

そのお母さんがしつけとして

しっかりできているというわけではなく、

 

片付けが苦手な子のお母さんのしつけが悪い

というわけでもないということがわかりました。

 

 

つまり、

 

「片付けが苦手」というのは、

 

 

 

 

親のしつけは関係なく、

 

 

 

「お片づけ遺伝子」があるかないかの違いだ!


 

ということです。

 

 

ママと長女→お片づけ遺伝子がない

パパと次女→お片づけ遺伝子がある



 

しつけが原因じゃないのです。

 

遺伝子です。

 

 



失礼ながら、

お義母さんを見て、

 

お片づけが得意でしつけをきっちりしたタイプではなさそう。

 

 

だからうちの旦那をしつけたというより、

本人のもっているものなんだな。

 

って感じたのです。


つまり、

 

 

自分の子は片づけが苦手

 

「私のしつけが悪かったのね。」


 

と悩む必要なし!

 

 

 

ということです。

 

 

 

「ウチの子

お片づけ遺伝子がないのね」


 

 

と思ってください。

 

 

それはだれのせいとかでもない。

 

まあいわゆる気質をもっているか

もっていないかの違いととらえてもらっても

大丈夫。

 

 

では、

 

 

お片づけ遺伝子のない

お片づけ苦手さんはどうしたらいいか



 

 

 

その② で考えたいと思います。

 

 

 

 

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