こんにちは。
アトピー改善アドバイザーの桑野やすしです。
ずっと以前、
2011年2月24日にAmazonの「ほしい物リスト」に入れていた本。
今日、Facebookで
メンターの濱田真由美さんとやりとりしている時に、
記憶の話になってそれでふと思い出し、
さっそく本屋さんで購入。
読み始めたらもう止まらなくて、
一気に読み終えてしまいました☆
こんな気持になる本は初めてかもしれません。
著者の坪倉さんは、
18歳の時に事故でそれまでの記憶を全て失います。
全てというのは、「出来事」だけではありません。
「概念」も「認識」も全てです。
「食べる」の意味がわからない。
「辛い」の感覚がわからない。
なぜ夜はみんな目をつぶっているのかわからない。
「お母さん」とはなんなのか?
「お父さん」とはなんなのか?
「家族」とは?
なぜこの人は笑っているのか?
自分の顔はどんななのか?
そういうことがまったくわからないんです。
僕には想像することすらできない状況です。
ただ、その完全に無垢な、
生まれたばかりの子どもが
初めて世界を見るのに近い、
なんの先入観も観念もない目から見た
世界の描写は、
はっとさせられるものばかりでした。
「かあさんが、ぼくのまえになにかをおいた。
けむりが、もやもやと出てくるのを見て、
すぐに中をのぞく。
すると光るつぶつぶがいっぱい入っている。
きれい。
でもこんなきれいなものをどうすればいいのだろう。」
炊きたてのご飯の話です。
僕がいつも見ている景色は、
こんなにもいきいきした世界なのかと、
だんだん感動してくる。
そして、おかあさんの目線からの言葉も
合間あいまに出てくるんですね。
忘れてしまった概念や社会のルールを
根気強く教えていくという、
途方も無い作業。
傷ついた赤ん坊のような息子を
安全な家の中に置いておきたいという思いを
なんとか抑えて、
あえて大学に復帰させる勇気。
これまた、
愛にあふれた文章なんです。
そこでもじわっと来るものがあります。
そして、
家族や周囲の人の支えと、
本人の好奇心と負けん気で、
一つひとつ課題をクリアしていき、
同時に染物の才能を開花させ、
今では独立して自分の染物工房を
持つまでになっちゃうという(笑)
坪倉さんの人柄なんでしょうね、
そういうとんでもないストーリーが、
淡々と描かれていました。
アトピーでつらい思いをしている方、
ご家族の方、
何かで悩んでいる方に
こころからオススメします!
とにかく美しく、
そして、勇気をいただける本でした。
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桑野やすし
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