アトピーと聞くと、ステロイドが一般的ですが、アトピーに効く漢方もたくさんあります。
アトピー患者の体質によっても処方や、改善法は変わると思いますが、
このうち、アトピー治療によく使われる漢方薬を紹介します。
【白虎加人参湯（ビャッコカニンジントウ）】
喉の渇きや、顔に炎症がある方に処方されます。
熱をさます効果のあるセッコウを含み、からだを潤す作用のある生薬で構成です。
【十味敗毒湯（ジュウミハイドクトウ）】
冷え性のアトピー・湿疹の方や、アレルギー体質の方のにきびにの方に処方されます。
からだを温め、むくみを取り、皮膚症状を改善します。
【荊芥連翹湯（ケイガイレンギョウトウ）】
からだ上部に熱や炎症がある方に処方されます。
熱や炎症を抑え、血液の流れを良くし、にきびや鼻炎などの症状を改善します。
漢方も治す力（自然治癒力）を高めることに重点をおいています。
同様、重炭酸湯も自然治癒力に力を入れています。
１：血管拡張作用
皮膚、粘膜などの毛細血管や、細小動脈を拡張する作用。
２：Bohr効果 （ボーア効果）
血液中の酸素を多く受け取れるようになる作用 炎症部分の炭酸濃度が高くなる事で、血液から酸素供給が活発になり、細胞の新陳代謝を促進します。 それにより、炎症を速く抑える事ができるそうです。
３：リラクゼーション効果
炭酸泉は４１度以下の水温で血行を促進するため、自律神経の副交感神経が優位になるそうです。
自然炭酸泉は昔から療養目的で使われることの多い温泉の一つです。これは体に負荷を与えずに血流などを増進して免疫力を高めるなどの効果が期待されているからです。
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