今日は、電車に乗って名古屋まで。
通学する大学生の子たちを眺めながら
自分が過去に見ていた光景が
ふと、蘇ってきた。
わたしは、中学2年で脱ステを始めて
そこからとてもとても長い年月をかけながら
アトピーと闘っていたのだけど、
もし、わたしがアトピーでも何でもなく
普通に生きて、普通の人生を
歩めて来ていたら。
わたしは、きっと
行けた高校も違ったし、
選んだ大学も違って、
途中で退学せずに済んだかもしれなくて、
きっと、頑張りたがりの私だったので
それなりの企業への就職を目指して
前進し続けていたのだと思う。
その後、結婚できたかどうかは
わからないけど。笑
↑きっと、たぶんもっと性格悪くて
強気なままのわたしだったと思うから
結婚なんてしてくれる人、いたんだろうか。笑
もし、そんな人生を
がむしゃらに突き進めていたら、
今頃わたしの人生は
どんなふうに開けていたのだろう。
きっと、立ち止まれない私のことだから
想像もできないくらい遠いところまで
突き進めていたんじゃないかな。
そんな自分も、見てみたかったよね。
次の誕生日が来たら、
わたしも、ついに40歳。
自分が、何も特別ではない、
何者でもないただのひとりの人間であることを
歳を増すごとに感じさせられていて、
それが幸せかどうかっていったら
何とも言えないのだけど。
昔に生きていた自分のような
がむしゃらに前に向かう生き方は
年々こうして、できなくなっていくんだなと
40歳のわたしは思うのでした。
なるべくして成り、
あるべくして在る。
その結果が、わたしの「今」なのだけど。
自分の人生だけを観たとき、
死ぬ時に何を後悔するかなって考えて思うのは
もう少し【自分】を
活かしてやりたかったな─
ってこと、かなぁ?
やり残している、自分の人生の
「しこり」みたいなものを
ひとつずつクリアにしていく作業を
これから少しずつ
やっていこうかなと思っています。