横綱照ノ富士の優勝で令和六年初場所は締め括られました!
どうなることかとワクワクドキドキ、手に汗握る千秋楽となりました。
琴ノ若、霧島との3人での優勝決定戦の可能性も残しながらの千秋楽、結び一つ前の取組で琴ノ若が翔猿をつぶすような上手投げでその可能性は無くなりました。
そこへ霧島が優勝の可能性が無くなった後でも照ノ富士を下せば、そのまま琴ノ若の優勝の可能性もありましたが、これまた照ノ富士が霧島を土俵下へ投げ捨てるような一方的な取口で圧勝し、2人での優勝決定戦になりました。
今場所は見たことの無いような琴ノ若の強い表情、照ノ富士も後ろに炎が見えるような気合いの入り方です。
そしてさすがは横綱という相撲で照ノ富士が優勝を掴みました。
うーん!ホントにさすがとしか言いようがありません。
琴ノ若、悔しかったと思いますがこの悔しさが琴ノ若の大きな財産だと感じました。
照ノ富士のいない場所に優勝して大関に上がるよりも、照ノ富士に負けて悔しさを噛み締めて昇進する大関の座にとても深い意味があります!
今場所はとても素晴らしい場所になったと思います。
堪能いたしました。
満足です!久しぶりに!
恐るべし伊勢ケ浜部屋は十両、幕内、部屋からの同時優勝となりました。
旭富士、笑いが止まらんでしょう?
花道の奥には、伊勢ケ浜部屋の力士の面々が見守っていました。
今場所は理事長の協会ご挨拶では休場者もあり、未だかつてない少ない人数でした。
沢山の力士のいろいろな土俵人生、それぞれが精一杯の生き様を見せてくれて沢山の感動をいただきました。
十両の白熊が勝ち越しました。
千代丸、天空海が幕下落ちも心配される負け越しとなりました。
大の里も星を伸ばしての敢闘賞!
若元春も一場所で三役に戻れそうです。
休場になってしまった、高安、貴景勝、豊昇龍、早く治して活躍してほしいし、朝乃山も頑張ってもらいたいです。
師匠を亡くした悲しみの中でしたが、阿炎も勝ち越しを決めました。
伯桜鵬、若隆景も十両に戻って来れそうです。
この2人に尊富士が幕内に上がってきたら、どうなるのでしょうか?
まだまだこれから楽しみです。
白鵬や同年代の人気力士が次々と引退し平幕優勝が続き、どうなることかと思った相撲界ですが、沢山の期待の新人が出現しています。
個人的には稀勢の里の育てる大の里と白熊など二所ノ関部屋の力士に期待しています。
これからは引退した新人親方達の弟子の育成競争も楽しみです。
白鵬の部屋には伯桜鵬、北青鵬など、豪栄道の部屋には豪ノ山、琴欧洲の部屋には欧勝馬に欧勝海、そして伊勢ケ浜部屋に横綱照ノ富士を頂上に熱海富士に尊富士、翠富士、錦富士、宝富士、聖富士などなど、他にも活躍が期待できる力士がてんこ盛りです。
ベテラン力士の活躍も面白いのです。
北播磨などもそうです。
みんな頑張ってください!
照ノ富士のケガは痛いだけだから、という言葉はなんと重い言葉でしょうか?
照ノ富士だから言える言葉です。
力士はその言葉を胸に刻み、四股500回を目指して稽古を積んでもらいたいです!