一番言いたいところ表題に全部書いちゃった(笑)

 

 

前回書かなかったんだけど、実は行きつけのお店であの人に会った。ふたりが出会った場所。

 

お互いに話す相手がいたんだけど、あの人の声が聞こえる機会があって、けど二人で何かを何かを交わすこともなくて、辛い時間を静かに過ごしていた。

 

 

ただ、少し前までちょこちょこやりとりしていたのに、この日はお互い相手の存在など気にしないかの振る舞って、正直言って距離を感じてしまった。

もちろん、話す相手がいたからお互いに声はかけなかったワケだし、少なくとも私から話しかける真似はしづらいから黙っていたんだけど、やっぱりあの人からコッチに話しかけてくれるわけはないよね。

 

 

しかも。よく考えたらこの3週間くらいSNSでもやりとりが没交渉になってるんだよね。

忙しいのかな、とかときどきこういうことあるよな、とか思っていたんだけど、この時のお店での振る舞いと合わせて考えると、もしかして避けられているのかな、って。

 

もともとさ、振られてさ、連絡してこないで欲しいって言われて、ずっと諦めていたんだ。私がいないほうがあの人にとって都合いいなら、って。

好きだったこともやめようとした。一所懸命頑張った。結局忘れられなかったけど、忘れよう忘れようってたくさんたくさん努力した。

 

それでもできなくって、一番つらかった時にあの人からSNSでレスポンスがあって、心の底から救われて、もっともっとあの人のことを好きになってしまった。愛してもらうことが出来なくても、あの人の人生の一端に関われるのなら、それだけでも本当に幸せだな、って思うようになった。

 

それが、もしこうなってしまって、そのままになってしまうのならあまりに辛い。せっかく積み上げなおしてきた想いがこうやって吹き飛ばされてしまうのならあまりに悲しい。

 

 

正直、いま生きてるのが辛い。あの人が別に悪いんじゃないことだってわかってる。

だけど、好きな人にまたこうされてしまうのはあまりに堪えてしまう。本当にこらえることができるのかちょっと自信がないんだ。

 

この瞬間は他の作業に生かされている。大嫌いな仕事でさえ、今はその責任感が私自身に飛んでしまうことを許さない。この世に私を確かにつなぎとめてくれる大切な鎖だ。

 

 

もちろん、この感情さえ今この瞬間のものすごく雑っぽいものに過ぎなくて、明日も普通にご飯を食べるし、友達と飲みながらゲラゲラ笑うし、もっと時間が経てばきっと別の人に想いを寄せる日だってくるのかもしれない。

 

けど、いまあまりに投げやりなことを考えてしまっているのも事実だ。今持ってる本は、趣味のものはどうしようかな。貯金はどうさばいちゃおうかな、遊んで使っちゃうか、誰かのために残すか。そんなことをボーっと考えているなんてものすごく不健全なんだけど、事実に直面するのはそれ以上に辛いんだ。

 

 

あーあ、これで済むのかな。

これは私の思い込みに過ぎないんだけど、もし、もし仮に、あの人が今の恋をもう1つ進めてしまうというのなら、私はきっともう、ダメだろう。

 

 

一方で救いなのは、そんな自分をちょっと引いてみていられる自分がいること。

「そんなん誰だって一緒だよ」「お前が世界一不幸とでも思ってるのかバーカ」「人間ってのはもっと歯を食いしばって生きていくもんなんだよ甘ちゃんが」って自分をバカにできる自分がまだいる。

だからまだ冷静になれるんだ。私はまだ自分を笑っていられる。

 

 

 

けど、このまま行っちゃうとどうなるんだろう。自分が凄く怖い。

夢の中にずっといれたらいいのに。これまで何度も見てきた、あの人とふたりだけで過ごす夢の中。そのまま心臓が止まってしまえば、って本気で思い始めている。