中国驚愕食材「青光る細菌豚肉」「汚水で増量羊肉」…ヤクザの影も
さらに、ウォルマートの中国法人でコンプライアンス(法令順守)部門のトップ、ロブ・チェスター氏は本国に異動。後任にインド法人のコンプライアンス部門のトップ、ポール・ガレモア氏が就任するといいます。ウォルマートの広報担当者はブルームバーグの電話取材に「今回の異動はこの問題が発覚する以前から決まっていたことだ」と説明しましたが、あまり説得力はありませんね。
そして中国では、羊の肉に関しても大変なことになっています。6日付中国紙、上海日報(英語電子版)などによると、羊の肉の販売に関わる広東省南部のヤクザ組織が、販売価格を少しでも上げるためには肉の重量を増やせば良い…という恐ろしく単純な結論に到達。肉に何と近所の池の汚水を注入していたことがバレ、昨年12月30日、実行犯など計7人が逮捕・起訴されたのです。
7人は同省白雲地区の村にある違法食肉処理工場で1日当たり50頭~100頭の羊を食肉用に解体し、汚水を注入した後、広州や仏山などの市場や屋台、レストランなどに販売していたのです。
中国中央テレビ局(CCTV)によると、この違法工場に踏み込んだ捜査当局は、生きた羊335頭、汚水を注入された羊の死体30体のほか、偽造された当局の検査スタンプ2個、ポンプ、ゴムチューブを発見したそうです。
ちなみに、注入された池の水は人体に有害な黴菌(ばいきん)を大量に含んでいたといい、この“汚水入り羊肉”を長期間食べ続けるとガンなどを発病する可能性があるといいます。