誰だって自分の住み慣れた家がいいだろうし
年寄りに肩身の狭い思いをさせるのもなんだか…
とも思ってました。
ひろしも、やっぱりここに家を建てた方がいいとなり、
また次に旦那実家に行ったとき。
よし子「あたし老人ホームにでも入ろうかと思って」
と言った。
聞き捨てならない、その台詞!
わたしは
え?まじ?だったら一緒に住まなくていいんじゃん!
やったー!
旦那!はやくなんか言ってよ!
待っていても何も言わない。
待っていても誰も何も言わない。
話はなかったことになった。
えー!
よし子も何も言わない。
ひろしも何も言わない。
旦那はよし子を老人ホームに入れるなんて可哀想とでも思ったのかな、
と思うことにした。
ひろしは自分が老人ホームに入るのは嫌だったんだろう。
てかそもそも、老人ホームに入れるようなお金があるのかどうか謎だ。
旦那に後から聞いたら
「よし子がまともに考えて言ってるわけないじゃん。口から出任せだよ。」
だと。
家を建てると決まってから
よし子
「干渉しないことだよね!」
やら
「途中で出てくなんて止めてよ~!」
とか言ってた。
空気は読まないよし子だが
女性らしさは残っていて
同居とゆうことには一応慎重になっていた。
干渉しないこと、なんて、どの口が言った!!て感じだけど。
よし子は確かに同居に乗り気ではなかった。
もちろんわたしもだけど。
だからと言って、自分の将来とかを明確に決めている様子もなかった。
わたしも打算が働いて、ひとりっこの旦那親に対して同居したくないなんて言って、悪者になりたくなかったのかもしれない。
わたしもよし子も、同居したくない!
とは言えなかったのは事実。
結果、旦那とひろしの意見に流されてしまった嫁と姑だったのである。
でも毎日家に居るのは嫁と姑。
その上あのよし子の性格。
そりゃ、うまくいく、わけがない。

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